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バイエルン移籍の18歳…ポルトガル代表R・サンチェスの契約に設けられた付帯条項とは?

SOCCER KING 6月22日(水)18時17分配信

 この夏、バイエルンに18歳のポルトガル代表MFレナト・サンチェスが加わる。

 R・サンチェスは9歳の時、地元クラブ、アギアス・ダ・ムスゲイラからベンフィカ・リスボンへ人生初の移籍を果たした。その際にベンフィカが支払った金額はわずか750ユーロ(約8万8000円)。その後、サッカー選手として順調に成長し、昨年秋にはついにトップチームデビューを果たした同選手は、今夏フランスで開催されているユーロ2016で、ポルトガル代表のメンバーとしてピッチにも立っている。この1年未満で、彼を取り巻く環境は激変したのだ。

 そんなR・サンチェスの獲得に、バイエルンは移籍金3500万ユーロ(約41億円)を支払った。しかしドイツ誌『スポーツビルト』によれば、バイエルンとベンフィカが結んだ契約には様々な付帯条項が設けられているそうで、もしサンチェスがワールドクラスの選手へと変貌を遂げれば、バイエルンはさらに4500万ユーロ(約53億円)を追加で支払わなければならないという。そこで今回は、以下にその特約の数々を紹介していきたい。

<ポルトガル代表>
 サンチェスのポルトガル代表出場試合数が25に達した時点で、バイエルンはベンフィカに500万ユーロ(約5億9000万円)を支払う。U-21ポルトガル代表出場経験すらなかった同選手だが、3月下旬の国際親善試合ブルガリア戦でA代表デビューを果たし、ユーロ2016本大会ではレギュラーの座を獲得できてはいないものの、初戦のアイスランド戦に71分から途中出場した。発展途上の18歳という年齢を考えれば、今後R・サンチェスが主力としての地位を築いていくことは明白であり、25試合という数字はそう遠くない将来に達成できるはずだ。

<FIFA年間ベストイレブン>
 R・サンチェスがFIFA年間ベストイレブンに選出された場合、追加金は1000万ユーロ(約11億7000万円)。元ポルトガル代表FWで、ベンフィカのアカデミーをまとめているヌーノ・ゴメス氏は『スポーツビルト』に対し、「R・サンチェスは全てを備えた選手だ。すぐに世界でベストなプレーヤーの1人に数えられるようになるだろう。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのような選手になることだってできるはずだ」と、太鼓判を押している。

<バロンドール>
 バロンドール最終選考の3人に残ることになれば、ベンフィカがバイエルンから得るお金は1000万ユーロ(約11億8000万円)。また、バロンドール獲得に至れば、金額は2000万ユーロ(約23億4000万円)に膨れ上がるという。2008年以降、同賞はバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、レアル・マドリード所属のC・ロナウドの2人が独占している。向こう数年でR・サンチェスがこの名誉に輝ける可能性は低いが、バイエルンと同選手の契約は5年間。4年後、もしくは5年後に大化けし、最終選考に残る可能性も決してゼロではないだろう。

文=鈴木智貴

SOCCER KING

最終更新:6月22日(水)18時18分

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