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現職生き残り懸け激戦 ふくしま2016参院選

福島民報 6月23日(木)9時51分配信

 自民、民進両党のベテラン現職2人が立候補した参院選福島県選挙区は全国有数の「激戦区」となっており、両党は公認候補の支援に全力を挙げる。衆院では本県関係の議員数がほぼ拮抗(きっこう)しており、今後の県政界を占う選挙となる。
 自民は福島県選挙区を最重点選挙区の一つと位置付け、安倍晋三首相(党総裁)が公示日に来県し、民進の増子輝彦候補の地元である郡山市などで街頭演説した。一方、民進は自民の岩城光英候補が現職閣僚であることを意識し、24日に岡田克也代表が福島県入りする予定だ。岩城候補の地盤・いわき市などを遊説する。
 自民は今回、農業、建設、商工業など143の支援・友好団体による選対本部を初めて発足させた。18日間の選挙戦で、支持を徹底させることができるか注目される。民進は共産、社民両党と共闘し、安倍政権に批判的な層の受け皿を狙う。ただ、社会保障政策などで各党の考えに開きがあり、いかに結束を高めていくのかが焦点だ。
 衆院の小選挙区と比例東北を合わせた本県関係の議員数は自民が4、民進が3となっている。自民が非改選の1議席と合わせ参院福島県選挙区の議席を独占するか、民進が阻むのかで県政界の勢力図は変化する。今回の結果は次期衆院選に向けた両党県連の態勢づくりにも影響しそうだ。

福島民報社

最終更新:6月23日(木)10時45分

福島民報