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飯舘村民、支援に感謝 飯野出張所で閉所式

福島民報 6月23日(木)9時53分配信

 東京電力福島第一原発事故による全村避難に伴い、福島県飯舘村が役場機能を移していた福島市飯野町の村飯野出張所の閉所式は22日、現地で行われた。村関係者が飯野支所の建物一部を提供した福島市や飯野町の住民らの支援に感謝し、村民一丸で復興を目指す決意を新たにした。
 平成23年6月22日の役場機能移転から5年の節目に当たる日にお礼の場を設けた。約35人が出席した。菅野典雄村長が「村を復興させることが皆さんの温かい心に応えることになる」とあいさつ。小林香福島市長、菅野幸居飯野地区自治振興協議会長、高槻秀夫飯野町商工会長に感謝状と記念品を贈った。
 出張所での5年間を映像で振り返った。菅野村長、大谷友孝村議会議長、小林市長、高木克尚市議会議長が玄関に設置されていた「飯野出張所」の看板を外し、新たに村役場の「飯野支所」に付け替えた。
 来年3月31日に村内の居住制限、避難指示解除準備の両区域が解除される。村は帰還に向けた住民の長期宿泊が可能となる7月1日に村内の本庁舎で業務を全面再開させる。飯野出張所は職員数を減らして飯野支所とし、避難している住民の支援や窓口業務を継続する。

福島民報社

最終更新:6月23日(木)10時40分

福島民報