ここから本文です

女子に「男らしくない」とフラれ、登校拒否寸だった長渕 剛の意外な過去

M-ON!Press(エムオンプレス) 6月23日(木)18時6分配信

テレビドラマ「とんぼ」でヤクザを演じた危険な男、被災地の自衛隊を歌の力で感動させる男、富士山麓のオールナイトライブで10万人に拳を突き上げさせ続ける男……。

【詳細】動画付きの記事はこちら

デビュー38周年を迎えるシンガーソングライターの長渕 剛は、人によって、また世代によって、その印象が大きく異なるミュージシャンだ。

特に若い世代にとっては、「日の丸を背負い、鋼の肉体を持つマッチョな男」とうイメージが強いかもしれない。

しかし、そんなイメージは長渕のほんの一面に過ぎず、長渕ほど矛盾や葛藤を抱えてきた人間はいないと教えてくれるのが、杉田俊介の著書「長渕剛論 歌え、歌い殺される明日まで」(毎日新聞出版)である。

今回は本書の中から、長渕への先入観を取り去るべく“若者が知らない長渕 剛の意外な一面”を紹介しよう。

●実は病弱だった少年時代の長渕 剛

今でこそ、格闘家並みの肉体を持つマッチョな長渕 剛。しかし、実は幼い頃は体が弱い少年だった。

小学生時代は小児喘息を患っていたため、病院通いの生活。外で遊ぶことは許されていたものの、遠足や水泳などの体に負担のかかることには参加させてもらえなかった。

そのため、中学生になっても体は貧弱。中学1年の水泳の授業では、その貧相な体を見た同級生や先生が爆笑。この事件による精神的ショックと、好きだった女の子に「男らしくない」という理由でフラれたことで、当時は登校拒否寸前まで落ち込んだそうだ。

●今とは真逆? 長髪で細身なデビュー当時の長渕 剛

「男らしくないこと」に悩んでいた、ナイーブな長渕少年。しかし、このナイーブな感性は、後にフォークと出会ってミュージシャンとしてデビューするときまで残り続けた。

現在の長渕といえば「短髪にグラサン」、さらに「夏はタンクトップ、冬は革ジャン」というハードなビジュアルが定着している。

しかし、1975年のデビュー当時の長渕は正反対の「細身で長髪」。一世代前のフォーク全盛期に憧れる「遅れてきたフォーク少年」であった長渕は、かつてのフォークシンガーたちと同じく“ナイーブなフォークシンガー”というイメージを身にまとっていたのだった。

●複雑でわかりにくい存在としての長渕 剛

今からは想像もできない、デビュー以前の長渕 剛の意外な一面。若い世代はどれほど知っているだろうか。

著者の杉田いわく、「長渕 剛という男は、“男らしさ”や“弱さ”や“日本人”をめぐる様々な矛盾や葛藤を抱え込んだ、複雑でわかりにくい存在」だそう。

デビュー以前のエピソードから、長渕 剛が持つ人としての奥行きを感じたならば、本書を読んで、さらにディープな長渕 剛の世界に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

最終更新:6月23日(木)18時6分

M-ON!Press(エムオンプレス)