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オスプレイ、1回の着陸料1万5000円 佐賀県が試算

佐賀新聞 6月23日(木)10時34分配信

機体重量と空港条例で

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で佐賀県は22日、オスプレイが配備された場合の1回の着陸料が約1万5000円になるとの試算を明らかにした。県が着陸料を試算したのは初めて。想定される佐賀市への交付金については「算定できない」とした。

 県議会総務常任委員会で答弁した。着陸料は佐賀空港条例に規定があり、主に重量で算出する。県はオスプレイと、移駐が計画されている陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ケ里町)のヘリ6機種の重量を調べ、大まかに試算した。ヘリについては2機種が1回4000円、4機種は同じく1000円だった。

オスプレイ17機、ヘリ部隊約50機

 防衛省は佐賀空港にオスプレイ17機の配備、目達原駐屯地のヘリ部隊約50機の移駐を計画している。これまでの説明で年間発着回数は、オスプレイが4500回、ヘリは1万2600回としている。年間の着陸料をヘリを1000円として単純計算すると、少なくとも約4000万円になる。

 一方、計画を受け入れた場合に佐賀市に交付されるとみられる特定防衛施設周辺整備調整交付金は「防衛省が算定方法を明らかにしていない」と答弁した。基地交付金は、現時点で配分の基礎となる対象資産がないことや、予算額が分からないなど不確定な要素が多く、いずれの交付金も「算定できない」と述べた。

最終更新:6月23日(木)11時26分

佐賀新聞