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カニの甲羅に海藻ゆらゆら 胞子付着し成長か、福井県小浜市で発見

福井新聞ONLINE 6月23日(木)9時0分配信

 甲羅から5センチほど生えた海藻を、ゆらゆらと揺らしながら水中を歩く珍しいカニが21日、福井県小浜市田烏の海岸で発見された。若狭町の福井県海浜自然センターは「水辺の生物は定期的に観察しているが、これまで見たことがない」としている。

 発見したのは、同市で飲食店を営む三宅淳志さん(44)。同日午後4時ごろ、店舗に置いてある水槽に入れるヤドカリを探すため、子どもと一緒に同市田烏の海岸を訪れた。桟橋付近で、水深10センチほどのところを観察していたという。

 三宅さんは「藻がついたヤドカリだと思った」が、網ですくってみるとそこにいたのは甲羅の幅が3センチほどのカニ。ヤドカリ探しによく訪れている場所だったが、「こんなカニは初めて見つけたので驚いた」という。

 同センターによると、このカニはイソガニかイワガニで、表面が岩のようにでこぼこした甲羅に、海藻の胞子が付着し育ったのではないかとみている。

福井新聞社

最終更新:6月23日(木)9時0分

福井新聞ONLINE