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<川口春奈>映画「クリーピー 偽りの隣人」出演 今後は「ぶっ飛んだ役にも挑戦したい」

まんたんウェブ 6月24日(金)19時4分配信

 第15回日本ミステリー文学大賞で新人賞を受賞した前川裕さんの小説を基に、俳優の西島秀俊さん主演で映画化した「クリーピー 偽りの隣人」(黒沢清監督)が全国で公開中だ。元刑事の犯罪心理学者が、刑事時代の同僚から6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼されたことで、自身も“奇妙な隣人”によって謎に巻き込まれていく姿を描く。犯罪心理学者の高倉を西島さんが演じ、その妻・康子役で竹内結子さん、高倉家の隣・西野役で香川照之さん、高倉の元同僚の刑事・野上役で東出昌大さんらが出演。6年前の一家失踪事件で生き残った長女・早紀を演じる女優の川口春奈さんに話を聞いた。

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 ◇イメージと異なる役に挑戦し「新しい扉を開く緊張があった」

 今作で謎のカギを握る役のオファーを受け、「単純にうれしかった」と川口さんは喜ぶも、「自分が今までやったことがないジャンルの新しい扉を開くような緊張もあった」と当時の心境を明かす。しかし、撮影終了時には「いろんな思いがあったけれど、撮り切ったときの達成感はすごくありました」とすがすがしい表情を見せる。

 川口さんが演じる早紀は笑顔を見せることなく、つらい過去の記憶を徐々に思い出すという役どころ。「物語のメインになっている家族失踪事件の唯一の生き残りの役で、西島さん演じる高倉に追い詰められるように思いをはき出していくんです」と切り出し、「説明のせりふだったり、過去の記憶を思い返すという芝居で、早紀も曖昧だけれども、それでも思い出そうとしてもがいている。警察に対しても怒りなどを感じることはたくさんあって、そこがすごく難しかった」と振り返る。

 鬼気迫る感情をしているのに説明ぜりふが多く、回想シーンは一切使われていない。そのため川口さんは「全部せりふで説明しなければいけないから集中してやりました」という。さらに、「長い説明ぜりふのシーン(の撮影)はほぼ(カットを)割っておらず、長回しだったので、そういうところがドラマやほかの現場と違う空気で進んでいきました」と説明し、「かなり緊張してプレッシャーもありましたが、監督のおっしゃるものに近付けるように頑張りました」と撮影を振り返る。

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最終更新:6月24日(金)19時7分

まんたんウェブ