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営農ビジョン策定へ 基幹産業復興を推進 飯舘村

福島民報 6月24日(金)10時34分配信

 東京電力福島第一原発事故に伴い全村避難が続く福島県飯舘村は平成28年度中に営農再開ビジョンを策定し、基幹産業の農業復興を推進する。23日、村役場で開かれた村営農再開検討会議で概要を示した。
 除染後の農地保全から農業再開までの流れ、生産規模・目的に応じた栽培・飼育の進め方、行政の支援内容などをビジョンの主な項目とした。住民との意見交換会などを経て、11月をめどに検討会議に諮問する。
 ビジョンの内容を簡略化したパンフレット、村内で農業の再開事例を紹介する「農業者図鑑」を住民に配り、営農意欲を高めてもらう。モデル地区の関根・松塚地区向けの農地利用計画図も作成する。
 検討会議には委員8人と村の担当者が出席。委員からは「農家が何をすべきか簡潔に示すべき」「販路確保に関する記述も必要」などの声が上がった。
 村内の帰還困難区域を除く居住制限、避難指示解除準備の両区域は来年3月31日に解除される。

福島民報社

最終更新:6月24日(金)10時47分

福島民報