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米最新迎撃ミサイル ムスダンの迎撃可能=韓国国防相

聯合ニュース 6月24日(金)17時50分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官は24日に開かれた記者懇談会で、韓国への配備が検討されている米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ムスダン」(北朝鮮名:「火星10」)を迎撃できるとの見方を示した。

 韓長官は、迎撃ミサイルの速度と落下するミサイルの速度に関してさまざまな見解があると前置きしながら「(迎撃)可能と評価されたと承知している」と述べた。

 ムスダンは射程が3000~4000キロで、有事の際に朝鮮半島に展開する米戦力の後方支援を行う米領グアムの基地を狙ったものとされる。

 一方、北朝鮮が22日のムスダン発射実験で射程を400キロに抑えたことについて、高い角度で発射する今回の方法を用いれば韓国、特にソウルを攻撃できることになるという懸念が一部で提起されている。今回ムスダンが発射された北朝鮮・元山からソウルまでの距離は約400キロだ。

 韓国軍が韓国型ミサイル防衛(KAMD)を構築する一環で2020年までに導入を完了させる地対空誘導弾パトリオット(PAC3)は、マッハ3.5~5で落下するミサイルを迎撃でき、THAADはこれよりもさらに速いミサイルも迎撃できるとされる。

 軍関係者は「THAADはマッハ7で飛行し迎撃はマッハ14まで可能。今回のムスダンはマッハ14以内に入るため迎撃できる」と話した。

 軍当局は今回発射されたムスダンの迎撃可能終末段階(高度40キロ)からの下降速度をマッハ10以下と推定し正確な速度を分析している。

 韓長官は22日のムスダン発射を「エンジン性能と最大飛行能力の検証が目的だろう。その2点で技術的な進展があった」と評した。

 また、韓長官は北朝鮮が07年からムスダンを実戦配備してきたと判断し、韓国軍がそれに備えてきたことに言及しながら、ムスダン発射の成否にかかわらず北朝鮮のミサイルを破壊する兵器「キルチェーン」やKAMDを通じ最悪の事態に備えなければならないと強調した。

 さらに、北朝鮮がムスダンを新たに発射する可能性に関し「安定性を確認するために必要と思われるが、北がどう考えるかは分からない」とした。北朝鮮のムスダン発射については、性能テストと言うより何かを誇示する目的があるのではないかとの見方を示した。

 韓長官は北朝鮮が次の段階として大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試射する可能性について、「全体の過程における一部のみに技術的進展があっただけなので可能性は残っている」と述べた。

最終更新:6月24日(金)17時54分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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