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イサミに勝利してBASARAのリーグ戦「頂天」で優勝した福田洋が、トランザム★ヒロシに改名

バトル・ニュース 6/24(金) 10:00配信

 6月23日、東京・新宿FACEで行われたプロレスリングBASARA『伐折羅・拾四~勇猛無比~』。BASARAにとって旗揚げ戦以来、2度目となる新宿FACE大会。この日、5月1日の板橋大会から始まった初のシングルリーグ戦「頂天~itadaki~」の優勝決定戦が行われ、BASARAのテッペンに立つ男が決まった。
 関根龍一にBASARA初の黒星を喫したものの、SAGAT、久保佑允、中津良太を撃破してAブロック1位で優勝決定戦に勝ち上がってきたのが木高イサミ。BASARAの代表であり、顔であるイサミはこの「頂天」にポケットマネーから優勝賞金50万円を出したが、自分が優勝した場合はほかの9選手から5万円ずつ回収して45万円を優勝賞金にするという。
 一方、開幕戦で塚本拓海に敗れたものの、その後竜剛馬、風戸大智、FUMAを撃破してBブロック1位として優勝決定戦に駒を進めたのは福田洋。星条旗を振り回し、自らを「アメリカ人」という福田はどちらかと言うとイロモノ的な見方をされることが多かったが、痛風になったことをキッカケにして体を絞ったことで今回のリーグ戦では実にキレのある動きで勝ち星を重ねていった。

 ダークホースと言ってもいい福田への声援が圧倒的に多い中、イサミは福田の右腕を集中攻撃。さらに福田を場外に出すとトペを発射してから、場外で垂直落下式ブレーンバスター。大きなダメージを負った福田だが、イサミのショルダーアームブリーカーをスリーパーで切り返す。どうにか脱出したイサミはダイビング・ダブルニードロップで勝負に出るが、かわした福田は足4の字固め。苦しみながらもロープに逃れたイサミは福田のナックルに対して勇脚を叩き込むが、福田も返す刀でトラースキック。
 ダブルダウン状態から立ち上がった福田は必殺のパーフェクトプレックスを狙うが、イサミは腕への関節技で切り返す。これで福田の動きを止めたイサミはダイビング・ダブルニードロップを投下すると、必殺の勇脚・斬を狙ったが、ブロックした福田は首固めで丸め込む。イサミがカウント2で返した瞬間を狙って、今度こそパーフェクトプレックスで投げた福田だがカウントは2!
 逆にジャーマンで投げ捨てたイサミは立ち上がろうとする福田の顔面に絶槍(飛びヒザ蹴り)を叩き込むと、後頭部への勇脚から正面に回って勇脚・斬を狙う。だが、これもスパインバスターで切り返した福田はクローズライン、バックドロップと畳みかけると、完璧なブリッジのパーフェクトプレックスを決めて3カウント!

 試合後、福田に賞金50万円を渡したイサミは「本当は勝ってこれを発表したかった」と言ってから、9月28日に新宿FACEで、個人的趣味のオープントーナメントである「新宿地上最大武道会」の第2回大会を開催すること、12月25日にはBASARA初となる“聖地”後楽園ホール大会を開催することを発表。
 旗揚げ戦で大日本プロレスの関本大介と対戦して惜敗した福田だが、試合後イサミから「ミスターがBASARAに来てくれてよかったよ」と言われたことに触れ、「BASARAに来て良かったです!」とBASARAの頂天に立った喜びを噛みしめてから、「今日勝ったら皆さんにお伝えしたいことがあります。実は私、福田洋として試合するのは今日で最後です。皆さん、今まで本当にありがとうございました。これからは私のことをこう呼んでください。トランザム★ヒロシ!」と突然改名することを発表した。

 自分のことをアメリカ人と言い聞かせてきた福田にとって、漢字三文字の「福田洋」と呼ばれた瞬間、0.1秒だけテンションが下がるという。そこでそのコンプレックスを克服するために改名を決意。
 「誰がイサミを倒すのか」がひとつのテーマだったBASARAだが、これからは福田洋改めトランザム★ヒロシが先頭に立って、12月の後楽園大会に向かっていくことになりそうだ。

(文/佐瀬順一)

最終更新:6/24(金) 10:55

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