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DJ「Licaxxx」の多彩な活動 - 海外CM出演・百貨店でのパフォーマンス・メディア立ち上げ

SENSORS 6/24(金) 16:00配信

DJとしての活動を行いながら、全世界でのMicrosoft Surface Pro 4のCMに起用され、日本では伊勢丹とのコラボステージにも登場。 さらには6月、所属するASOBISYSTEMにて自らWebメディア「シグマファット」を立ち上げた--そんな、多彩な活動を見せるDJ、Licaxxxに迫る。

Licaxxx(以下「L」)はジャイルズ・ビーターソンのラジオを聴いたことがきっかけにDJという存在を知り、2000年代半ば、UKロックが流行った頃にフェスに行き始め、DJとしての音楽のアプローチの仕方に魅了されたことがきっかけでDJ活動をスタートさせたという。
昨年、全世界でのMicrosoftのCMに起用されたことがきっかけとなり、今年春には伊勢丹とのコラボステージにも登場。音だけではなく、ビジュアル全体で訴えかけるパフォーマンスを披露した。

百貨店でのステージに抜擢された経緯

--まずは、MicrosoftのCMについて伺います。日本国内ではなく海外からCMに起用されたという点が興味深いのですが、どのようなきっかけだったのでしょうか?

L:海外のCMの制作会社のオーディションに応募しました。「DTMができる20歳女性」という条件だったんです。「ちゃんとDTMをやっている人ならではの動きを撮りたい」という制作会社の狙いに当てはまったようで、選んでいただきました。

--百貨店(伊勢丹)でのステージ。なかなか貴重な機会だったのではないですか?

L:視覚・聴覚でグルーヴが生まれる様子を体験できる仕組みを考えました。演出の仕組みはbitwigというDTMソフトを使ってレコードをその場でサンプリングして、書き出した波形を目で見て切ったり伸ばしたり入れ替えたりして、「音」が「音楽的」になってグルーヴを感じることが徐々に感じられるようになる、という演出を行いました。

Licaxxxのベースを作ったSFC時代と、現在の働き方

これからも新たな演出や場作りにチャレンジしていきたいと語るLicaxxx。実は彼女は慶應義塾大学SFC出身。様々な学問に触れられる環境が、現在の新しいものにチャレンジしたい、取り入れたいという姿勢に繋がっているようだ。


--実験的なパフォーマンスをしたいという気持ちを持つようになったきっかけはありますか?

L:大学時代、SFCで音に関するインスタレーションなどを作ったことが大きく影響しています。音楽やプログラミングや国際関係やデザイン、本当にいろんな分野を学んだことも影響していますね。刺激的な大学生活でした。 実は高校生の頃は建築学科に入ろうと思っていたんです。ただ、建築だけ勉強していたらダメだと気づき社会学や美術などにも目を向けるようになってから、「一個のことをやりたいなら、周りのことも学ぶ必要があるんだ」と考えるようになりました。

--大学時代、卒業後の進路はどのように考えていたのでしょうか?

L:実は、普通に就活していました。大きい広告代理店に入りたかったので、大手しか受けなくて結局落ちてしまったのですが、その頃今所属しているASOBISYSTEMの中川(悠介)社長に「マネジメントさせてほしい」という話をいただいて、「だったら、昼は働かせてください」と言って所属アーティスト兼社員になりました。 今はASOBISYSTEMで「シグマファット」という新規のWebメディアを作っています。 音楽・美術・ファッション・映像などを一つにして、気鋭な同世代のクリエイターやアーティストにフォーカスを当てられるようなコンテンツになっています。 DJができて、今まで学んできたことや、普段の交友関係や好きなモノを最大限活かせる職にもつけて、理想のワークバランスです。


「シグマファット」はこの6月下旬に正式ローンチされたばかり。「音楽、映像、美術、服飾」という4つのキーワードを中心とし、分断されていたカルチャーをパッケージングし、新しいコンテンツとして発信していくという。

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最終更新:6/24(金) 16:00

SENSORS