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芸人から政治家まで大絶賛!?円楽の謝罪会見は何が凄かったか

dmenu映画 6月24日(金)21時10分配信

写真週刊誌『FRIDAY』に40代女性とラブホテルに入る姿を撮られ、謝罪会見を開いた落語家の三遊亭円楽。今年に入ってから相次ぐ芸能人の不倫&謝罪にはさすがに食傷気味という人も多いことだろうと思いますが、そんな中で円楽の謝罪会見は他とはずいぶん趣が異なりました。

■謎かけ披露で記者も爆笑

会場に現れた円楽は「初高座のように緊張しています」と神妙な面持ち。そして記者からの質問を受ける前に、自ら事の経緯を説明し、事実を認め、妻や関係者に謝罪し、そして反省の弁。約10分間にわたってよどみなく、基本的には真摯に頭を下げながら、今回の件であらためて実感した妻の愛情に涙を浮かべ、時にはジョークを交えて笑いを誘うその話しぶりはまさしく名人芸そのもの。会見を記者たちも惚れぼれと聞き入るしかない見事な人情話に仕立てあげていました。

さらに質疑応答ではどんな質問にも答えるという制限なし。しかしそれまでの一人語りでほとんど全てが語られていますし、記者たちもひとしきり笑った後なので、ベッキーやファンキー加藤などの会見とは打って変わって和やかムード。円楽もサービス満点で、『FRIDAY』の「アモーレと老いらくのラブホ不倫」との見出しについて、「名前変えるかな、円楽改め(三遊亭)おいらく」と冗談が飛び出したかと思えば、今度は記者から「謎かけ」を求められると、「本当にやるのかい? 怒る人もいるぜ」と苦笑しつつも、「今回の騒動と掛けまして、東京湾を出て行った船と解きます。その心は、航海(後悔)の真っ最中です」と見事な回答を披露。報道陣から思わず拍手と爆笑が起きるという、珍しい謝罪会見となりました。

■お手本のような会見だった!?

この会見には各方面から称賛の声があがりました。「情報ライブ ミヤネ屋」の宮根誠司アナは「こんなにリポーターの人が聞き入る囲みはなかなか無い」と感嘆し、コメンテーターのガダルカナル・タカも「人情話を聞いているかのよう。テクニック満載で本当に素晴らしい会見」と絶賛。「とくダネ!」では小倉智昭キャスターが「笑点よりはるかに面白かった」とコメントしていました。また、同じ芸人ではおぎやはぎの小木博明がラジオ番組「メガネびいき」で、「これが本当に昔の芸人さん。こうあって欲しい」と、昨今の過剰なまでに重々しく謝罪する、あるいは謝罪を求められる風潮に対し、円楽が一貫して芸人らしく振る舞ったことに感心しきりでした。

と、こんなふうに芸能人から“擁護”や“絶賛”の声があがると、ネットでは「芸能人同士がかばい合ってる」と批判されがちですが、今回に限ってはそうした声はあまり聞こえてきません。それはもちろん、円楽のキャラクターが大きな要因を占めているでしょう。しかしそれ以上に、やはり危機管理能力の高さが、ベッキーのようにその後もバッシングされるか否かの決定的な分かれ目となったのは確かでしょう。

「ミヤネ屋」では元宮城県知事の浅野史郎氏が「危機管理の一番良いやり方です。逃げない、隠さない、ごまかさない、認める、言い訳しない、そして謝る。早い段階で(これらを行うことで)後に引きづらない。危機管理のモデルみたいなものですね」と高く評価。また、元宮崎県知事で前衆院議員の東国原英夫氏もTwitterで、過去に数々の記者会見を行った経験から、「匠の技である。被害を最小限に収めている。リスク管理能力が高い」と、やはり危機管理の観点から円楽の対応がいかに優れていたかを説明していました。スキャンダルを起こしそうな芸能人のみなさんは参考にされると良いのではないでしょうか。

(文/花@HEW)

最終更新:6月24日(金)21時10分

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