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までぇに街いま 仙台空港アクセス線沿線 その3 柳屋

河北新報オンラインコミュニティー 6月24日(金)13時0分配信

 柳屋代表の柳沼宏昌さん(61)は、名取市の沿岸南部の北釜地区で青果物卸をしていた。仙台や塩釜の商業施設の一角で果物や野菜、草花の販売もしてきたが、店を構えるのは実質的に初めてだった。
 津波で自宅と事務所は全壊。さいかい市場の開設時に青果物店の出店希望者がなく、名取市商工会から声を掛けられた。いまはさいかい市場とゆりあげ港朝市で果物や土産用の菓子などを販売する。
 昨年4月から、さいかい市場振興会の会長を務めている。客足が減少気味の市場に、再び足を向けてもらうように知恵を絞る。市場に来場者が立ち寄るスペースがなかったため、5月に店を改装して休憩できるコーナーを設けた。


 柳沼さんは「閖上や仙台の被災地をタクシーで巡るグループはいまもあります。窓口機能を担い、市場を巡回先の一つにしたい」と言う。震災の語り部の人たちとの交流の場になることも展望する。

柳屋の電話は022(778)7570

河北新報社

最終更新:6月24日(金)13時0分

河北新報オンラインコミュニティー