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セルフィーが肌の老化としわを招く? 皮膚科医らが警鐘

The Telegraph 6/24(金) 16:00配信

【記者:Sarah Knapton】
 セルフィー(自撮り)をうぬぼれの最たるものと思う人なら、ほらやっぱり罰が当たった、と言うかもしれない。

 皮膚科医らによると、スマートフォン(多機能携帯電話)のライトや電磁波に顔を定期的にさらしていると、皮膚の老化が早まりしわが増えるといった肌へのダメージにつながる恐れがあるという。

 顔のどちら側のダメージが大きいかを見れば、その人がどちらの手でスマホを握っているかを言い当てられるという医師もいる。

 英ロンドン(London)でフェイシャル・エステ会議・展示会(FACE)が開催されるのを前に、同市ハーレー街(Harley Street)にあるリニア・スキンクリニック(Linia Skin Clinic)のサイモン・ゾアキアイ(Simon Zoakei)医師は、「セルフィーをたくさん撮る人やブロガーは要注意だ」「端末画面のブルーライトからも、肌はダメージを受けかねない」と警鐘を鳴らしている。

 ゾアキアイ医師は、「市場には専用の保護商品がまだ出回っていないようだ。セルフィーをたくさん撮る人やブロガーが来院し、あちこちに老化ダメージが発生しているのを目の当たりにしてきた。(紫外線とは)波長が違うので、日焼け止めでは遮断できない」と指摘している。

 米ビバリーヒルズ(Beverley Hills)に「オバジ・スキンヘルス研究所(Obagi Skin health Institute)」を開設した著名な皮膚科医のゼイン・オバジ(Zein Obagi)氏も、「携帯電話は肌にダメージを与える」と警告している。

「科学的な立証は待たれるものの、臨床観察を重ねた結果、携帯電話をどちらの手で持っているかを言い当てられるようになった。顔の一方にしか表れない、くすんで汚れた感じが見え始めるからだ」とオバジ医師。

「防御のメカニズムを構築する必要があると私は考えている。ライトから、肌に影響する一種の電磁波が出ている」「この磁場が肌のミネラルを変化させる。日焼け止めでは保護にならない。だが抗酸化物質で肌を満たしておけば、電子機器によるDNA損傷を防ぐことができる」

 一部の専門家らは、携帯電話からの電磁波がDNA損傷を招くために肌が老化すると考えている。DNA鎖が切断されると、肌の自己再生が妨げられ、細胞に酸化ストレスがかかるという。

 ただ市販の保湿剤やオイルの大半は効果がないばかりか、皮膚の状態を悪化させることさえある。肌の健康を保つ最善の方法は、「良いスクラブ」だという。

 オバジ医師は、「肌に外から水分を与えることはできない。内側からの水分補給を促すには、肌を刺激する必要がある」としている。

「水中に手を30分間浸しておくと、手は白くしわだらけになって、保湿されているようには見えないはず。男性よりも女性の方が敏感肌が多いのには理由がある。それは女性が市販品を使うからだ」【翻訳編集】AFPBB News

最終更新:6/27(月) 9:03

The Telegraph