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<参院選>埼玉選挙区、自民関口氏リード 民進、公明、共産競り合う

埼玉新聞 6月24日(金)10時30分配信

 22日に公示された参院選で、共同通信社の調査に埼玉新聞の取材を加え、埼玉県選挙区(改選数3)の序盤情勢を分析すると、自民現職の関口昌一氏(63)が頭一つリード。民進現職の大野元裕氏(52)と公明現職の西田実仁氏(53)、共産新人の伊藤岳氏(56)が横一線で激しく競り合う展開となっている。一方、共同通信社の全国調査によると、自民、公明合わせた議席は安倍晋三首相が勝敗ラインとする改選過半数(61議席)を上回る勢い。憲法改正に前向きなおおさか維新などの議席を合わせると、参院で改憲勢力が3分の2の議席をうかがう結果となった。

 埼玉県選挙区の調査では、6割近くの有権者が投票態度を明らかにしておらず、投票日までの残り約2週間で情勢が変わる可能性がある。

 関口氏は強固な地域組織や支援団体をバックに幅広い層から支持を集める。特に20~30代や70代以上の支持が好調。ただし自民支持層への浸透は5割程度にとどまる。

 大野氏は民進支持層の6割強から支持を得ている。推薦を受けた生活や社民支持層からも一定の支持を集める。20、40代、無党派層からの支持拡大が鍵を握る。

 西田氏は公明支持層の8割以上をまとめた。女性からの支持も集めている。推薦を受けた自民支持層への食い込みや若年層への浸透が議席確保のポイントとなる。

 伊藤氏は共産支持層の6割以上をまとめたが、議席確保には8~9割は固めたい。生活の支持層には6割近くに浸透。無党派層をどれだけ取り込めるかが焦点となる。

 おおさか維新の新人沢田良氏(36)と、日本のこころの新人佐々木知子氏(47)は、出馬表明が出遅れたこともあり、苦しい戦い。運動量を増やし、無党派層への支持拡大を狙う。

最終更新:6月24日(金)10時30分

埼玉新聞