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FIA、ル・マンとF1のバッティングに不都合なしとの結論。「今後もあり得る」

オートスポーツweb 6月24日(金)8時40分配信

 FIA会長ジャン・トッドが、今年はル・マン24時間レースとF1ヨーロッパGPの日程が重なったが、レースの数が多いことを考えると将来もビッグレースのバッティングを避けることはできないだろうと語った。

ル・マン24時間チェッカー間際、ストレート上にストップしてしまった5号車トヨタTS050ハイブリッド

 初のアゼルバイジャン バクーでのヨーロッパGPは、ル・マン24時間レースと同じ週末に行われ、F1のスタート時刻とル・マンのフィニッシュ時刻が重なった。

 今年のF1カレンダーが発表された後、WECのCEOであるジェラール・ヌーブは、「我々のレースに対する明らかな攻撃」であると発言、これに対してトッドは謝罪の意を示していた。

 この週末が終わった際に、将来はこういう事態を避ける努力をするかと聞かれたトッドは「それはある意味、達成不可能な任務だ」と答えた。

「モーターレーシングには堅実なシリーズが多数ある。しかし週末は52回しかないのだ」

「私はMotoGPが好きでよく見ているが、ほとんどの場合、(その週末には)他にもレースがある。たとえばツーリングカー、MotoGP、F1を見るということになる。素晴らしいことだ。次々に別のものを見ることができるのだ」


 FIAスポーツカンファレンスにおいて、ふたつのビッグレースのバッティングにネガティブな影響は感じなかったとトッドは述べた。トッドは土曜にル・マンのスタートに立ち会い、日曜にバクーでのF1に出席した。

「(今年)ル・マンに来たが、これほど多くの人々を見たことがない。つまりバクーと重なってもル・マンにダメージはなかったと考えている」

「バクーに行って(ル・マンを)見ていた。(F1は)午後3時にスタート、(ル・マンは)午後3時にフィニッシュだったから、フォローすることができた」

「本当に見たければ、(F1の)スタートとル・マンのフィニッシュをフォローするのはきわめてたやすいことだった」

「1社にジャーナリストがひとりしかおらず、ひとりで両方をカバーするとなると大変だろうが、それでもレースの現場に行かずとも記事は書ける」


 トッドは、F1史上最多となった今季の21戦のスケジュールをどのように組むのかに、F1商業面のボスであるバーニー・エクレストンが相当頭を悩ませたはずであるとして、誰もこれ以上の仕事はできなかっただろうと述べた。

「バーニーに同情する。21戦のグランプリがある上に、祝日などさまざまな問題もあった。批判するのは簡単だが、他の者がその立場であればこれよりうまくはやれなかっただろう」

[オートスポーツweb ]

最終更新:6月24日(金)8時54分

オートスポーツweb