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グランツーリスモ SPORTに対抗!? フォーミュラEが将来的なバーチャルレースの開催を明言

オートスポーツweb 6月24日(金)13時17分配信

 フォーミュラEはプロドライバーとファンによるバーチャルレースをラスベガスで開催することを検討していることを明らかにした。将来的にはeスポーツ(エレクトロニック・スポーツ/コンピュータ-ゲーム、ビデオゲームを使用した対戦型スポーツ競技)のような正式なチャンピオンシップ・レースイベントとして組み込む可能性があるという。

 電動シングルシーターのフォーミュラEのチャンピオンシップは今季2シーズン目を迎えるが、ドライバーとフォーミュラE会場内にいるファンで争うライヴバーチャルイベント「Race-Off」は今年から導入している。

 フォーミュラE CEOのアレハンドロ・アガグは、2017年1月5日から7日にラスベガスで開催される家電用品見本市である"CES 2017"にこのバーチャルレースを持ち込み、3シーズン以内に他のeスポーツイベントでもレースを行う予定を明らかにした。この試みはジャックポット(大成功)になる可能性があるが、アガグは将来的なバーチャルレースの"実験"と呼んでいる。

「私が想定をしているこれらのバーチャルレースは将来的にポイントを争うチャンピオンシップとなり得る。でも、今すぐにということではない。我々はeスポーツを大きなチャンスと見ていて、そしてそれを積極的に取り入れる最初の存在になりたい」

「最初のバーチャルレースは大きな会場で20人のプロレーシングドライバーを走らせ、さらに大きな額の賞金を用意する」とアガグ。さらには「人は皆、ベガスで賞金を手にしたいものだ」と語り、その賞金は(アメリカドルで)"6桁"(日本円で数千万)の大きな額と付け加えた。

 レースに参戦できる5人のゲーマーは今年の終わりに発表される予定で、レーストラックは当日の朝にプレイヤーにのみ開示される。アガグはゲーマーがフォーミュラEドライバーに勝ち、賞金を手にすることを願っているようだ。

「バーチャルレースは現実のフォーミュラEのようなものになるだろう。初めて来た街でレースをする。もちろん練習走行はしたことがない」

「ゲーマーは通常ドライバーよりゲームをすることは優れている。一方、ドライバーはゲーマーより早くレーストラックを読むことに優れている。面白いコンペティションになるだろう」

「未来のモータースポーツはバーチャル世界と現実世界の両立が今まで以上に接近していく。(バーチャルレースは)素晴らしいイベントになる。モータースポーツは財政的にも簡単に始められるものではない。オンラインでレースをする多くの人が現実のトラックで走ったことがないだろう」

「プロドライバーとレースをするチャンスをファンに与えることは、本当に特別なことだ」と最後にアガグは締めくくった。

[オートスポーツweb ]

最終更新:6月24日(金)15時1分

オートスポーツweb