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野上氏大きくリード 参院選富山選挙区序盤情勢 

北日本新聞 6月24日(金)0時43分配信

 北日本新聞社は23日、共同通信社の電話世論調査を基に、県内での取材で得た情報を加味し、参院選富山選挙区(改選数1)の序盤の情勢を探った。自民現職の野上浩太郎氏は県全域で幅広く支持を得て、他候補を大きく引き離している。野党4党の統一候補で無所属新人の道用悦子氏は、「反自民」の受け皿を目指すものの、伸び悩んでいる。諸派新人の吉田かをる氏は苦戦している。ただ、現段階で5割弱が誰に投票するかを決めておらず、情勢は流動的だ。

 3選を目指す野上氏は、公示の22日から3日間かけ、各自民党市連・支部単位の出陣式に臨むことにしている。計34カ所で実施する予定で、党の持つ組織力をフルに生かし着実に支持を伸ばしている。

 既に自民支持層の8割強を固めたほか、推薦を受ける公明の7割弱を取り込んだ。無党派層の約3割からも支持を得ており、年代別では10、20、60代と70歳以上で、5割を超える支持を集めている。

 道用氏は民進、共産、社民、生活の4党から推薦を受け、安全保障関連法の廃止や貧困・格差の解消などを訴えている。民進の6割、共産の6割強に支持が広がり、社民支持層の7割弱を押さえた。公明の約3割にも食い込んでいるが、無党派層には浸透できていない。

 政治団体・幸福実現党県本部副代表の吉田氏は、広がりを欠いている。

 選挙への関心度は「あまり関心がない」が31・1%、「まったく関心がない」が7・4%。合わせると38・5%で、全国平均(32・1%)よりも高い。「大いに関心がある」は15・6%、「ある程度関心がある」は45・9%だった。

 誰に投票するかを「決めている」は29・7%、「だいたい決めている」は23・3%で、合わせると53%。「まだ決めていない」は46・4%となっている。

 【調査の方法】富山選挙区の有権者を対象に22、23両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で共同通信社が実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは631件、うち522件から回答を得た。

北日本新聞社

最終更新:6月24日(金)0時43分

北日本新聞