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いずれスマホは捨てられる? ウェアラブルの可能性に夢見るユーザとそのリスク

ReadWrite Japan 6/25(土) 22:30配信

Ericsson消費者研究所の最新の調査によると、ウェアラブルの人気は伸びており、デバイスに対する期待値もそれと共に上昇しているという。

Ericsson消費者研究所は人々のふるまいや価値観の研究について20年以上のキャリアがあるトップ企業である。最近、ブラジル、中国、韓国、英国、米国にすむ15から55歳のAndroidおよびiPhoneユーザ5000人を対象にオンラインアンケートを行った結果、これらのグループのうち2500名はすでにウェアラブルを持っているということが分かった。

今回のこの発見はウェアラブルの将来に、ある興味深い示唆を与えてくれる。「ウェアラブルテクノロジーとIoT 」と題されたレポートには、スマートフォンユーザの6割はウェアラブルに健康目的だけではなくそれ以外にも多くの期待を抱いている。また、アンケート対象の興味を最も多く引いたアイデアは、パニックボタンや居場所を知らせるものなど個人の安全保障に関する機能をもつデバイスであった。

調査結果によると、最も求められているウェアラブルベスト4は、1.知人や警察に危機を知らせるパニックボタン、2.スマートウォッチ、3.居場所のトラッカー、4.ID認証だという。

https://youtu.be/uRPG9KJy52g
(Wearable technology - What do consumers imagine in the future?)


■ウェアラブル市場は2020年まで好況を呈するだろう

アイデア段階のものも含め、非常に多くのウェアラブルが市場に出回っており、スマートフォンユーザの1/3が2020年までに少なくとも5つのコネクテッドウェアラブルを使うようになると言っている。

さらに、ウェアラブル所有者の統計もここ数年で変わっている。米国のオーナーの多くはフィットネスに狙いをおいた25-34歳の層だ。しかし、世界に目を向けてみると新規のユーザはより低い年齢層であり、フィットネスや健康にさほど重点を置いていない。また、所有者数は昨年で2倍になったが、それでもウェアラブル市場が主流になるまでにはあと1年ちょっとはかかるとユーザは考えている。

現在よく使用され、必要とされているスマートフォンに変わり、近い将来、よりスマートかつ機能的に独立したスタンドアロン型ウェアラブルが主流となるだろう。調査に回答したスマートフォンユーザの5分の2も、時間はかかるものの必ず実現すると考えている。

Ericsson消費者研究所のコンシューマ・インサイトの専門家 ジャスミート・シン・セティ氏は次のように言う。「すでにスマートウォッチユーザの40%のスマートフォン使用率が減ってきていることからも、スマートフォン離れの傾向は見て取れる。」


■人々をIoTにいざなうウェアラブル

また、ユーザはウェアラブルに関する新たなアイデアのいくつかを見込んでおり、そのうち6割は、消化しない薬や皮下に埋め込むチップは数年内で当たり前になると考えている。これらのデバイスは健康モニタリングやドアの解錠、認証処理などのあらゆるサービスで使われるだろう。事実として、スマートウォッチユーザの25%はすでに家の中のサービスを遠隔操作するのにスマートウォッチを使っているのだ。

「消費者の多くは安全に関するデバイスに最も興味を示しているが、これからのウェアラブルテクノロジーは我々の創造を遥かに超えたものになるだろう。体に埋め込まれたセンサーが体温をトラッキングし、家に帰るとそれに合わせてエアコンが温度調整を行うといったことが5年以内に現実になるかもしれない」とシン・セティ氏は語る。


■セキュリティについて懸念するEricsson

ウェアラブルテクノロジーの利用には個人データにまつわる安全性やセキュリティの問題はつきものであり、アンケートに答えたうち53%はウェアラブルがハッキングやデータ流出、ウイルスにさらされる危険があることを認めている。その一方で、60%は自分のデータ管理は万全だと考えており、多くのユーザは自分のデータを医者や保険業者よりもメーカーと共有する方が抵抗を感じないと答えている。

この時代、コネクテッドウェアラブルに不可能はなく、多くのユーザはこの新しいテクノロジーを受け入れ、信頼をおいているようだ。

ReadWrite[日本版]編集部

最終更新:6/25(土) 22:30

ReadWrite Japan