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<英EU離脱>英に拠点の県内企業11社 動向注視…円高株安に不安

埼玉新聞 6月25日(土)6時30分配信

 英国のEU離脱を受け、埼玉県内でも英国に工場などがある企業や輸出関連企業から、状況を見極める動きや影響を心配する声が出ている。

 県産業労働部企業立地課によると、英国に拠点を持つ県内企業は11社。県は貿易投資相談窓口を設け、県内企業や中小企業の相談に対応している。「離脱で関税の問題などが出てくると思うので、専門のアドバイザーを配置している」という。

 英国に拠点がある県内企業では、大手自動車部品メーカーのカルソニックカンセイが「英国のEU離脱が事業に及ぼす影響については、これから見極める必要があると考えている」、電気機器メーカーのクラリオンは「現在、社内で検証を行っている段階」とそれぞれコメントした。

 また、急激に進んだ円高を不安視する企業も。寄居町の自動車部品メーカー柴崎製作所の柴崎猛社長(67)は「今までも海外展開を進めてきたが、これからはさらに海外工場の依存度が高くなる。株価下落も国内景気を冷やし、ムードが悪くなるのではないか」と心配する。「われわれ中小企業としては、世界の金融界がどう対処するか見守るしかない。各国の共同歩調に期待したい」と話していた。

最終更新:6月25日(土)6時30分

埼玉新聞