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米国務省、北東アジア協力対話での米朝接触を否定

ハンギョレ新聞 6月25日(土)6時54分配信

米国務省報道官は重ねて否定 「ソン・キム代表、チェ・ソンヒ副局長と会っていない」接触が事実なら、周辺国に様々な誤解を招く可能性も 朝日新聞は「会った」との報道も

米国務省報道官が重ねて否定
「ソン・キム代表はチェ・ソンヒ副局長に会っていない」

接触が事実なら、周辺国に様々な誤解を招く可能性も
朝日新聞「会った」と報道

 会ったのか、会っていないのか。

 米国が、北京を訪問している6カ国協議の米国首席代表のソン・キム国務省北朝鮮政策特別代表とチェ・ソンヒ北朝鮮外務省米国局副局長が接触していないと、強い口調で重ねて否定した。

 ジョン・カービー米国務省報道官は23日(現地時間)の定例ブリーフィングで、ソン・キム代表と会った可能性を示唆するチェ副局長の発言について、事実の確認を求める記者の問いに「彼は(チェ副局長に)会っていない。それははっきり言える」と述べた。さらに「会わなかった理由があるのか」と尋ねられ、「会う計画は(初めから)なかった」と答え、「挨拶も交わさなかったのか」と問われても「会うような場面がなかった。2人が共に参加するグループミーティングがなかった」と断言した。

 米国が米朝間の非公式の接触はもちろん、偶然のコミュニケーションの可能性まで徹底的に否定するのは、米国の「(北朝鮮と)対話する意思」と関連し、北朝鮮と周辺国に誤ったメッセージを送る可能性を懸念したためと見られる。北朝鮮は今年に入り、国際社会の反発にもかからず4回目の核実験を敢行しており、22日には米国の領土であるグアムを打撃できる中距離弾道ミサイル(IRBM)発射実験でかなりの成果をあげた。

 キム代表とチェ副局長は、今月21日から3日間、中国の北京で行われた第26回北東アジア協力対話(NEACD)に参加した。チェ副局長は23日、北京の北朝鮮大使館前で記者団にキム代表との接触について、「それは米国側に尋ねてほしい。鋭敏な事項についてここで明らかにするつもりはない」と答え、含みを持たせた。

 だが米国側がこれほど強く否定したにもかかわらず、朝日新聞は24日、関係者の話を引用し、キム代表とチェ副局長が22日の会議途中で非公式の接触を行ったと報じた。

ワシントン、東京/イ・ヨンイン、キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月25日(土)6時54分

ハンギョレ新聞