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尾野真千子、長瀬智也と初共演 “ジャニーズ”イメージに身構えていた

クランクイン! 6月25日(土)5時20分配信

 尾野真千子が、宮藤官九郎脚本・監督の異色コメディー映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』に出演する。“死神”というあだ名をつけられる役柄で、尾野がこれまでドラマや映画で見せた姿とはまったく違う、異彩を放つビジュアルで出演しているが、「こんなに作られたのは初めてくらいでしたから、おもしろかったです。楽しんでやってましたね」と笑う。そんな撮影でのエピソードを紹介してくれた。

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 本作は、地獄を舞台に、若くしてこの世を去った少年・大助(神木隆之介)がクラスメイトに「好きだ!」と告白したい一心で、赤鬼・キラーK(長瀬智也)と一緒に地獄からの生還を目指して大奮闘する姿が描かれる。尾野が演じるのは、キラーKの生前の恋人、なおみ役。なおみは売れないミュージシャンの近藤(現世のキラーK)と同棲し、献身的に支えている。

 宮藤官九郎とは役者としての共演経験はあるが、監督作品に出演するのは今回が初。「やっと“宮藤組”でできるんだというドキドキ感がありました。どの作品も楽しく観させていただいてきて、究極のエンターテイメントという感じだったので…。最初は変な緊張感と私にできるのかという不安がありました」と明かした。実際に芝居をして、「楽しかったですね。今までやったことのない役で。笑ってもらうことって本当に大変なんだなと思いました」と微笑む。

 長瀬智也との共演も今回が初。その印象について「なんだかね、やさしい方なんですよ」としみじみ語る。最初は「“ジャニーズ”という壁が私の中にあって…。『どんな方なんだろうな』と探り探りの気持ちになります」と、ジャニーズの俳優と共演する時はいつも、そのグループが持つパブリックイメージに構えてしまうという。

 「芝居をされている姿は何回も見ていても、『今回どう来るんだろう、私に対してはどう接してくれるんだろう』といろいろ考えるんです」とのことだが、毎回現場で会話し芝居をするとその壁はすぐになくなるという。今回の長瀬も「本当にやさしくて、レディファーストですし、現場でも気をつかってくださるし、とても楽しい方でした」と振り返る。


 また長瀬について、「バラエティ番組で一緒になった時も、前に話したことを全部覚えてくれていて、『尾野さんってこういう人だったよね』ってみんなに言ってくれて、それに合わせて話しを広げてくれてすごいなと思いましたね。普通細かいトークの内容なんて覚えてないじゃないですか。趣味のこととか酔ったらどうなるとか。そういうのを全部覚えてくださっていて素敵な方だなと」と絶賛する。

 劇中、なおみは地獄のシーンには出演していないが、「私も地獄で鬼の扮装もやってみたかったです」と笑う。鬼の役は長瀬も桐谷健太も、スクリーンを観ただけでは誰だかわからないくらいメイクをしているが、「それってすごくいいなと思いましたね。着ぐるみを着ているようなものじゃないですか。だけどその状態で芝居が見えるというのは素敵だなと」と語る。役者のブランド力ではなく芝居そのものの力が問われる演技というのは「やってみたいことの一つ」とのことだ。

 最後に自身で「これは地獄に落とされるかもしれない」と思い当たる経験、自分の中の“闇の部分”はあるのだろうか、そう問うと、「あります、あります、いっぱいありますよ。嘘をついたこともあるし、閻魔さまに舌を抜かれるんだろうなということはありますよ」と笑った。(取材・文・写真:田中裕幸)

 映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日より全国公開。

最終更新:6月25日(土)5時20分

クランクイン!