ここから本文です

高級オーディオの技術で難聴者支援 沖縄でスピーカー販売開始

沖縄タイムス 6月26日(日)5時4分配信

 難聴や聴覚障がいのある人々の会話を高級オーディオの技術で手助けするスピーカー「COMUOON(コミューン)」の沖縄県内での販売がこのほど始まった。取り扱うのは、整骨院の運営や健康スポーツ用品の販売を手掛ける「琉和jp(リュウカ ジェイピー)」(那覇市、長嶺和美代表取締役)。スピーカーを2012年に開発したユニバーサル・サウンドデザイン(東京都、中石真一路代表取締役)と14日、販売契約を結んだ。
 機器は高さ約18センチ。集めた音を拡散させることなく一方向に集約して届ける。単に音のボリュームを上げるのとは違うクリアな音を実現した。1人対約5人までの会話を手助けすることができる。マイクがワイヤレスのタイプや、テレビやパソコンと接続できるタイプなど計9種類あり、価格は16万3千円から。約150人が集まる会場で使える大型スピーカーも受注生産する。県外では、家庭や学校だけでなく、病院の診察室や役所の窓口でも導入されている。
 県内での販売を決めた長嶺代表取締役は「10人に1人は難聴といわれている。相手の声が聞こえないからと会話を諦め、閉じこもってしまう人もいる。街に点字ブロックがあるように、スピーカーを置いて『聞こえる環境』をつくっていきたい」と話している。問い合わせは琉和jp、電話098(927)0144(平日午前9時~午後6時)。

最終更新:6月26日(日)5時4分

沖縄タイムス