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【週間株式展望】相場全体の流れはリスクオフ? 日銀介入に期待

ZUU online 6/26(日) 20:10配信

20日の東京株式市場は、英国の国民投票を控えて、商いは低調だったものの、EUからの離脱リスクが後退したことで、日経平均株価は、前週末比365円64銭高の1万5965円30銭で取引を終えた。

21日の東京株式市場は、イエレンFRB議長の議会証言や、英国国民投票などを控え、引き続き、売買高は低調だったものの、英国のEU離脱懸念について楽観的な見方が優勢となったことで、日経平均株価は、前日比203円81銭高の1万6169円11銭で大引けとなった。個別銘柄では、海外インク会社の買収が発表された花王 <4452> が上昇した。

22日の東京株式市場は、英国国民投票が近づいたことでポジションを調整する動きが顕著となり、日経平均株価、前日比103円39銭安の1万6065円72銭で取引を終えた。個別銘柄では、孫社長の続投が発表されたソフトバンク <9984> が上昇した。

23日の東京株式市場は、英国の国民投票を目前に控えていたものの、残留派が優勢との見方が広がったことで、日経平均株価は、前日比172円63銭高の1万6238円35銭で大引けとなった。

24日の東京株式市場は、開始直後は、楽観的な見方が継続し上昇したものの、離脱が優勢との情報が流れると、日経平均株価は500円近く下落して、前場を終了した。その後、徐々に離脱の可能性が上昇するなか下げ幅を広げ、離脱が確実となるとドル円相場で100円割れ水準まで円高が進行。日経平均株価は、前日比1286円33銭安の1万4952円02銭で週の取引を終えた。なお、2月12日以来約5ヶ月半ぶりに年初来安値を更新している。

■今週の株式展望

今週注目される経済指標は、28日の米1?3月期GDP確定値、28日から29日のEU首脳会議、30日の5月鉱工業生産、1日の5月消費者物価、5月労働力調査・有効求人倍率、5月家計調査、6月調査日銀短観、6月消費動向調査、中国6月製造業PMI、米6月ISM製造業景況指数などである。

今週の日本株であるが、国民投票で英国のEU離脱派が勝利したことで、リスク回避的なムードが継続すると考えられる。しかしながら、楽観的な見方が優勢だったこともあり、ややオーバーシュート気味だったとも言えるはずだ。実際、ドル円相場では、東京時間に99円程度まで下落したものの、102円台半ば(24日23時時点)まで値を戻し、ポンド円やユーロ円も同様であることを考えれば、月曜日は上昇して始まる可能性が高いだろう。

テクニカル面では、週足ベースのボリンジャーバンドは、日経平均株価のローソク足がマイナス2σを超える水準まで伸びており、週足14週のRSIは、30%台後半と、割安といえる状態となっている。

以上を考慮すると、テクニカル面での割安感や、ショートカバーの入りやすい状況であることに加え、日銀による介入期待なども膨らんでいることから強気で考えるのが妥当だろう。ただし、相場全体の流れはリスクオフに傾いているため注意すべきだろう。(ZUU online 編集部)

最終更新:6/26(日) 20:10

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チャート

花王4452
5243円、前日比+86円 - 12/8(木) 15:00

チャート

ソフトバンクグループ9984
7792円、前日比+405円 - 12/8(木) 15:00

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北朝鮮からの脱出
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