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LCCは若者だけのものじゃない 50・60代の6割が利用を希望 その魅力とは?

エコノミックニュース 6/26(日) 20:48配信

 エクスペディア・ジャパンは、これからの夏休みシーズンに向けて、20代~60代男女600名を対象に、LCC(格安航空会社)の利用に関する意識調査を実施した。

 「LCCを利用して旅行をしたことがある」と回答した人は46%と、全体の約半数である。ただし、「利用してみたいか?」と聞いてみたところ、国内旅行だと73%、海外旅行でも65%と約7割が「はい」と回答。このことから今後も利用が伸びることが伺えるだろう。

 「LCCの利用経験」を年代別で聞いてみたところ、20・30代の若者で5割を超える一方で、50代・60代のシニアは約3割という結果になっている。 しかし「利用意向」について聞いてみたところ、「利用したい」と回答した人が国内旅行だと50代・60代ともに6割を超え、海外旅行でも6割近い結果となりました。若者の利用が多い印象のあるLCCだが、実際には多くのシニアが興味を持っていることがわかります。

 LCCを利用する理由を見ると、第1位は「価格が安いため」、2位は「コストパフォーマンスが良いため」、3位は「片道のみの予約でも安いため」と、価格に関する評価が続いている。「旅行で一番おさえたい費用は?」という問いにも、74%が「飛行機代」と回答していることから、「飛行機代を節約したい」という気持ちがLCC利用につながっているようだ。


 「飛行時間によってLCCの利用有無が変わる」と答えた人は7割以上おり、さらに、「1時間以上5時間未満」であれば7割以上がLCCの利用を検討すると回答している。座席が狭いLCCだが、意外にも、全体の結果よりも60代のほうが「3時間以上5時間未満」の長めフライトでも乗ると回答している人が多いことがわかった。シニアが旅行に対してアクティブな様子が伺える結果だろう。

 LCCを利用したのは国内旅行か海外旅行かを聞いてみたところ、ほぼ均等に「国内旅行」「海外旅行」「両方」という結果に分かれた。 LCCを利用した旅行先ランキングでは、国内は1位が札幌、続いて沖縄、福岡という結果で、海外では1位が台北、そして香港、ソウルと続いている。


 ところで、意外に知られていないのがLCCで行ける旅行先だ。東京発のLCCが就航している各旅行先の認知度を調べてみたところ、国内においては沖縄・札幌・福岡の3拠点以外は、半数以上が「知らない」と回答する結果となった。海外においても、台北・ソウル・香港以外は半数が認知をしていないようである。せっかく安く旅行できるのに、知られていないのはもったいないと思うのは筆者だけではないだろう。

 また、意外にも知られていないのが、LCCを利用するとどれだけ安く旅行できるかということ。実は国内で人気旅行先1位の札幌も、海外で人気旅行先1位の台湾も1万円台で旅行することが可能である。しかし「1万円台で旅行できる」ことの認知度は、国内旅行が5割、海外旅行が約4割という数字だった。

 これからのシーズン、飛行機を利用するシーンが多くなるが、LCCについて、理解を深めることをお勧めしたい。(編集担当:久保田雄城)

Economic News

最終更新:6/26(日) 20:48

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