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禁断の恋愛、経歴詐称、なりすまし…「嘘から始まる」名作映画3つ

dmenu映画 6/26(日) 21:00配信

嘘とは2通りあると言われています。1つは人を不幸にする嘘。もう1つは人を幸せにする嘘です。どちらの嘘も、何らかの目的を果たすためにつかれる場合がほとんど。当然、それまでバレてはなりません。しかしながら、完全犯罪の企てが往々にして挫かれるのと同様に、完璧な嘘というのも相当難しいもの。そのため嘘つきは、嘘の上にまた新しい嘘を重ねて「真実」の偽装に骨を折るのです。その様子が何ともこっけいで可笑しく、愛らしいからこそ、嘘を発端とした物語というのはいつの時代も親しまれてきました。ここでは、そんな嘘からストーリーが展開していく名作映画を、いくつか紹介していきます。

1:『ライフ・イズ・ビューティフル』 1997年公開(イタリア)

舞台はナチス占領下のイタリア。ある日、ユダヤ系イタリア人のグイドは、妻子と共にナチスの兵士に連行され、強制収容所へと送還されてしまいます。母と引き離されて不安がる幼い息子。そんな愛息に、グイドはこう言います。
「これは、いい子にしていたら戦車に乗って家に帰れるゲームなんだよ」と。

そこからグイドは、息子に嘘がバレないよう、あの手この手を使います。それは何とか過酷な収容所生活を「楽しいゲーム」に仕立て上げ、我が子が希望をもって生きていけるようにするため。
子を想う親の愛情を、嘘によって表現した不朽の名作。ご覧になっていない方はぜひ。

2:『グッバイ、レーニン! 』 2003年公開(ドイツ)

『ライフ・イズ・ビューティフル』は親から子への愛情を描いた物語ですが、こちらは子から親へ捧げられた愛情の物語。舞台は、東西冷戦時の東ドイツの首都・東ベルリン。そこに暮らす主人公のアレックスの母、クリスティアーネは生粋の社会主義者。
しかし、時は1989年。時代は東西統一に向けて大きく変わろうとしており、アレックスもその時流に乗り、家族に黙って反体制運動に参加します。その様子を偶然目撃したクリスティアーネは強いショックを受け、心臓発作で卒倒。病院に担ぎ込まれたのち、一命は取り留めたものの、医師からは「次に強いショックを受けたら命の保証はできない」と宣告されてしまうのです。

彼女が目覚めたのは、発作から8ヶ月後。その頃にはベルリンの壁は崩壊し、西側の文化が大量に東側へ流入していました。街に出れば、アメリカ資本主義の象徴「コカ・コーラ」の看板、国営配給ストア跡地には大手チェーンのスーパーマーケット……。こうした状況を母に見せたら今度こそ死んでしまう……。それを阻止すべくアレックスは、「コカ・コーラが東ドイツの国営企業と提携をした」など様々な嘘をつき、挙句の果てには国営放送を偽装したニュース番組まで自主制作するのです。 母を信じ込ませようと奔走するアレックスの姿は、何ともコミカルなのですが、同時に真剣で一途でもあり、胸を打たれます。

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最終更新:6/26(日) 21:00

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