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神戸大がなぜハワイに拠点?

ニュースイッチ 6月26日(日)10時54分配信

7月1日に開設。北米の大学と交流へ短期研修プログラムも

 神戸大学は米国ハワイ州のホノルル市に北米との国際連携拠点を7月1日に開設する。海外拠点は中国、ベルギー、ベトナム、ポーランドに続き5カ所目。重点的に取り組んできた欧州連合(EU)と東・東南アジアに加え、北米との組織的な連携や交流を増やし、世界トップレベルの研究機関との共同研究を促進する。ホノルル拠点の当面の目標として、北米の大学との連携ワークショップなどを年間12件以上開く。

 神戸大はこれまでも北米の大学と交流協定を結び、連携してきたが、拠点開設でより広くアピールし、連携を強化する。拠点でシンポジウムやワークショップなどを開いて北米の大学と学術交流を深め、国際共同研究のネットワークを拡大する。北米企業との連携も視野に入れる。

 環太平洋の国々から国際研究集会などに集まりやすいアクセスの良さ、複数の研究科でハワイ大学と交流があることなどから、北米との連携拠点場所としてホノルルを選んだ。短期研修プログラムなどに学生を派遣する場合の治安の良さも考慮した。

 富士通JAIMS(東京都大田区)ハワイキャンパスの一室を借りる。同大国際連携推進機構の米州交流室が管理・運営し、職員は常駐しない。拠点には同大のパンフレットなどを置く。

 神戸大は2015年度に英語の講義で修士号を取得でき、海外実習もする社会系の「グローバルマスタープログラム」を設けた。17年4月には学生全員が海外研修に参加する新学部「国際人間科学部(仮称)」を設置する。今回の海外拠点拡充に加えグローバル人材の育成にも積極的に取り組み、国際化を推進する。

最終更新:6月26日(日)10時54分

ニュースイッチ