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<陸上日本選手権>ウォルシュ「鳥肌」 五輪参加標準記録破り初優勝

埼玉新聞 6月26日(日)10時30分配信

 あふれる喜びを抑えられなかった。男子400メートルは、東野高出のウォルシュが切れそうで切れなかった45秒40のリオ五輪参加標準記録を破る45秒35で初優勝。「最後の最後でやっと出せて、うれしいですね。実感はまだ湧かないです。鳥肌っすね」と笑みがこぼれた。

 独壇場だった。スタートから加速すると、バックストレートでは飛ばしに飛ばし、他に影すら踏ませない。直線では少し疲れも見えたが「家族、友達、応援してくれる人たちの顔が浮かんで、絶対に行くぞという感じだった」と最後の力を振り絞って駆け抜けた。

 いざリオへ。ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ19歳の若武者は、東野高3年次に彗星(すいせい)のごとく現れ、埼玉県の陸上関係者を驚かせた。「リオのファイナルに残る」。今度は、世界をあっと言わせるかもしれない。

最終更新:6月26日(日)10時30分

埼玉新聞