ここから本文です

インディ第10戦予選:9年ぶりのロード・アメリカ、パワーが反撃の狼煙

オートスポーツweb 6月26日(日)12時12分配信

 アメリカ中西部にあるウィスコンシン州のロード・アメリカで開催されているインディカー・シリーズ第10戦。25日に行われた予選は、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が通算44回目となるポールポジションを獲得した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、Q1で脱落し15番手から決勝レースに挑む。

 第9戦テキサスは降雨により2カ月先に再開催となったインディカー。大クラッシュを喫したジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)もメディカルチェッックをクリアしロード・アメリカ戦に臨んだ。

 ここまでロード/ストリートでホンダ勢を圧倒しているシボレーユーザー。ここロード・アメリカでも初日からチップ・ガナッシとチーム・ペンスキーは速さを見せ、予選でもホンダ勢は劣勢を強いられた。

 ふたつのグループにわけ、それぞれ上位6台が次のラウンドへ進めるセグメント1。グループ1では、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がトップ。エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)が続き、ライアン・ハンター-レイとカルロス・ムニョスのアンドレッティ・オートスポート勢とグラハム・レイホール(RLLR)、ルーキーのマックス・チルトンが次へ進出。佐藤琢磨はここで脱落となってしまう。

 ニューガーデンがスピンしラストアタッック前に赤旗終了となってしまったグループ2は、プラクティスで好調だったファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)とジャック・ホークスワース(AJフォイト)がタイムを伸ばせず敗退。セグメント2には、コナー・デイリー(デイル・コイン)、チップ・ガナッシのトニー・カナーンとチャーリ・キンボール、ル・マン24時間でクラス優勝を果たしたセバスチャン・ブルデー、そしてチーム・ペンスキーのパワーとサイモン・ペジナウが進んだ。

 セグメント2でもディクソンが速さを見せ、今週末の最速となる1分42秒1451を記録。カナーン、ペジナウ、パワー、レイホール、カストロネベスがトップ6に入り、ポールポジションを決定するファイアストン・ファスト・シックスに進んだ。シボレー勢は5台、ホンダ勢はレイホールの1台のみという苦しい結果だ。

 ファスト・シックスでは、残40秒でパワーが1分42秒2105でトップに立つ。ペジナウ、ディクソン、そしてカナーンが逆転を狙うも届かず、パワーが今季2回目、キャリア通算44回目となるポールポジションを獲得した。

「セグメント2はリスクを取ってユーズドタイヤでアタックしたんだ。それがファスト・シックスで僕たちにポールという最高のショットを与えてくれた。ディクソンはとても速かったからね。ポールを獲得できてとても興奮しているよ。僕たちは荒れたシーズン前半を送ってしまったけど、今は準備万端さ」とパワー。

 一方、ディクソンは、「ポールを獲得するにはミスが多すぎた。ポールを獲得できるクルマに仕上がっていたんだ。最後のふたつのコーナーでタイムを落としてしまいポールポジションを台無しにしてしまった」と悔しがっていた。

 2007年以来のインディカー開催となるロード・アメリカ。決勝レースは、26日の12時15分(日本時間26時15分)にスタートを迎える。

[オートスポーツweb ]

最終更新:6月26日(日)12時12分

オートスポーツweb

豊洲へなぜ市場移転 経緯と課題

築地から市場が移転される豊洲で、都が土壌汚染対策をしていなかったことが発覚。そもそもなぜ豊洲に移転するのか、経緯と課題を知る。