ここから本文です

初の週末“空中戦”で集票 各候補が政策アピール

北日本新聞 6月26日(日)0時1分配信

 参院選公示後、初の週末となった25日、富山選挙区の各候補者は街頭に繰り出し、激しい舌戦を繰り広げた。自民現職の野上浩太郎氏(49)は、応援に駆け付けた丸川珠代環境相とアベノミクス継続の必要性を強調。一方、無所属新人の道用悦子氏(50)と、諸派新人の吉田かをる氏(61)は安倍政権の経済政策を批判し、政治の変革を訴えた。

 閣僚が野上氏の応援弁士に登場するのは公示後初めてで、高岡市内3カ所で街頭演説した。高岡大和前で野上氏は、災害や安全保障問題を挙げ「国民の命、国土を守れるのは安定した自公政権しかない」と強調。アベノミクスについて「経済再生はまだ道半ば。全ての産業や地域、家庭が明るい展望を持てるようにしたい」と意気込んだ。

 丸川氏は英国のEU離脱による世界経済への影響に触れ、「アベノミクスを今やめれば、3年半前の暗黒に戻るだけ。今こそ前に進めなければならない」と指摘。野上氏の実績を紹介し「当選すると大臣の声も掛かるはずだ」とアピールした。

 26日には馳浩文部科学相と稲田朋美自民党政務調査会長が来県。陣営は大物弁士の投入で集票を期待する。

 民進、共産、社民、生活の4党の推薦を受けた道用氏は、買い物客でにぎわう商業施設などを回り、無党派層など不特定多数に街頭演説などでアピールする“空中戦”を展開。午前中は富山市婦中町のショッピングセンター「ファボーレ」前で民進党県連幹部とマイクを握り、午後からは同市の中心商店街や住宅街を巡り、有権者と握手を交わした。

 グランドプラザ前では、生活の党県連の広野允士代表と街頭演説に臨んだ。「アベノミクスは一握りのお金持ち、大企業ばかりを優遇し、私たちの暮らしには何の恩恵もなかった」と批判。昨年の安全保障関連法案の強行採決を挙げ、「安倍政権の暴走を許していては、暮らしや未来が壊される。暴走をストップさせよう」と力を込めた。

 政治団体・幸福実現党の吉田氏は「ファボーレ」前など5カ所で街頭演説。「2014年4月の消費増税で景気を悪くした。アベノミクスは失敗だ」と主張。「減税と規制緩和、未来産業への投資で景気回復させる」と声を張り上げた。夜は射水市内で若者を対象に勉強会を開いた。

北日本新聞社

最終更新:6月26日(日)0時1分

北日本新聞