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滝廉太郎の功績発信へ 富山で研究会設立

北日本新聞 6月26日(日)22時41分配信

 少年時代を富山市で過ごした音楽家・滝廉太郎(1879~1903年)の生涯を研究し顕彰する「滝廉太郎研究会」の設立総会と記念コンサートが26日、富山市民プラザで開かれた。

 滝廉太郎は、父親が県書記官に就いたことから小学校1年から約2年を同市で過ごし、県尋常師範学校附属小学校(現富山大附属小学校)に通った。同市丸の内の同校跡地には、生誕100年を記念して県九州人会が建立した滝の少年像が立っている。

 設立総会では、研究会理事長の中村孝一グッドラック社長が経緯を説明。滝が同じく少年時代を過ごした大分県竹田市を訪ねた際、富山での少年像建立に九州人会以外の富山市民がほとんど関わっていなかったと指摘されたことに触れ「文化レベルが低いと言われたようで非常に悔しかった。その思いが今日につながった」と話した。

 発起人代表で会長に就いた浅岡節夫県オペラ協会名誉会長は「滝が歌に込めた四季のイメージは、感受性の強い少年時代を富山で過ごしたから生まれたもの」とし、滝の功績を県民に広く発信する必要性を訴えた。

 コンサートには県内のコーラスグループが出演。約200人が訪れ「荒城の月」「花」などの名曲に聴き入った。

北日本新聞社

最終更新:6月26日(日)22時41分

北日本新聞