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粟ケ崎遊園の衣装再現 金沢文化服装学院、8月に披露

北國新聞社 6/26(日) 3:43配信

 金沢文化服装学院(金沢市)のアパレル造形デザイン科2年生6人が、内灘町で戦前に栄えた「粟ケ崎遊園」の舞台衣装の再現に取り組んでいる。町歴史民俗資料館「風と砂の館」を訪れた人に着てもらい、「北陸の宝塚」と言われた往時の華やかさをしのんでもらおうと、町が同学院に依頼した。8月20日のお披露目を目指し、25日は学生らがモデルを使ってサイズなどの調整をした。

 再現する衣装は男女成人用各1着と女児用2着。学生が当時の女優のブロマイドや舞台写真の中から、華やかで着ていて楽しいドレスやラインダンスの衣装、えんび服などを選んだ。

 写真から分からない背面のデザインは、学生が想像で補った。子ども向けの衣装では、当時の写真よりもズボンの幅を太くしたり、胸元に大きなリボンを付けたりして、より愛らしく見えるよう工夫した。

 25日は、学生が金沢文化服装学院アパレル造形デザイン科の深谷絵美学科長とともに、女児用衣装の配色やサイズなどを調整した。

 ドレスを試着した小林歩零(あおい)さん(11)=内灘町ハマナス2丁目=は「この衣装を着て踊りたくなった」と笑顔を見せた。学生は今後、水玉模様などの生地を使って仕立てる。

 衣装の再現は、風と砂の館の企画展「アワジェンヌのトレンド」(北國新聞社後援)の一環として行われる。金沢文化服装学院2年の岡田寛子さん(23)は「華やかな衣装を身にまとい、当時の雰囲気を体感してほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:6/26(日) 3:43

北國新聞社