ここから本文です

諦めない気持ち示した熊本…MFキム・テヨンの劇的決勝点で被災後初の2連勝

ゲキサカ 6月26日(日)20時6分配信

[6.26 J2第20節 岐阜2-3熊本 長良川]

 ロアッソ熊本がFC岐阜に3-2で勝利し、4月の熊本地震の影響によるリーグ戦中止から復帰後、初の2連勝を飾った。

 3試合負けなしの熊本は前半11分、MF岡本賢明の浮き球パスで裏に抜け出したFW清武功暉が、飛び出したGK高木義成よりも一瞬早く右足を振り抜いたが、ふわっとしたシュートはわずか上に外れた。その後は岐阜が厚みのある攻撃で主導権を握る。同30分、自陣ハーフェーライン付近でボールを奪ったFWレオミネイロがドリブルで独走し、PA手前から右足を振り抜いたが、右ポストに嫌われた。

 押し込まれる時間帯が続いた熊本だが、鮮やかなパスワークから先制点を奪取する。右サイドから中央の清武に斜めの縦パスが入り、落としたボールからFWアンデルソンとのワンツーで抜け出したMF高柳一誠が左足でゴール左隅に流し込み、熊本が先制して前半を折り返した。

 1点ビハインドの岐阜は後半開始からFW難波宏明に代えてFW瀧谷亮を投入する。同5分にMF風間宏矢が反転から右足シュート。直後の6分には瀧谷の折り返しからレオミネイロが惜しいシュートを放つなど、得点への匂いが漂い始める。

 すると後半23分に同点ゴールが生まれる。MF水野泰輔が敵陣中央の左からゴール前に浮き球のパスを送ると、PA右で収めたDF阿部正紀のパスで抜け出したDF田代雅也がグラウンダーのクロスを供給。これが相手に当たってゴールへと吸い込まれ、今季法政大から加入したルーキーのJ初ゴールで岐阜が同点に追いついた。

 勝ち越したい熊本は後半33分にFW巻誠一郎を入れる。同36分、敵陣中央のやや左から高柳が浮き球パス送り、斜めに走り込んだDF藏川洋平がヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定でノーゴールだったが、終了間際に追加点を奪う。同44分、右サイドからのクロスをPA左で受けた藏川が胸トラップから右足シュートをゴール右隅に突き刺し、2-1とした。

 試合はこのまま終了かと思われたが、岐阜は後半アディショナルタイム3分、FKの流れからボールをつないで瀧谷が左足シュートを押し込み、土壇場で2-2の同点に追いつく。だが、まだまだ試合は終わらない。直後にMFキム・テヨンが右足ミドルを右上隅に決め、3-2で熊本が劇的勝利をおさめた。

最終更新:6月26日(日)22時55分

ゲキサカ