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販売価格100万円の1点モノ・アートに込められたパンキッシュな問題定義

M-ON!Press(エムオンプレス) 6月27日(月)8時6分配信

YouTubeをはじめとする動画共有サービスの台頭や、サブリクション型サービス(定額料金による聴き放題サービス)の本格スタートなど、音楽や映像の価値が、テクノロジーの進化にとともに、限りなくフリー(無料)へと近づいている昨今のポピュラーミュージックシーン。

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そんなシーンの状況にパンキッシュな問題定義を突きつける作品が登場した。

デジタルなアイテムにも関わらず、コピー商品を販売せず、1点モノの価値にこだわり、音楽や映像をアート作品として再構築した作品「SOELM001」だ。

■構想1年、販売価格100万円!
「SOELM001」は、構想1年。そして、販売価格は100万円(税別)!

そんな「SOELM001」を制作したのは、MONDO GROSSOの大沢伸一とENLIGHTNMENTのヒロ杉山。

大沢伸一は、言わずと知れた、音楽家、DJ、プロデューサー、選曲家。主な活動はMONDO GROSSO、AMPS、Thousand Tears Orchestra、LNOL。国内外の様々なアーティストのプロデュース、広告音楽、空間音楽やサウンドトラック制作のほか、アナログレコードにフォーカスしたミュージックバーのプロデュースもてがける。

一方のヒロ杉山は、自身が中心となり、クリエイティブユニット“ENLIGHTNMENT”を結成。国内外問わずビッグ・アーティストと共演し、海外のパーティ、ビッグフェス、アート・ショウにも数多く参加。近年では、m-flo『COSMICOLOR』のツアーVJや、大沢伸一『THE ONE』のツアーVJとして参加。安室奈美恵、BOA、MEGなどにもライブ映像を提供している。

■作品の価値が曖昧な時代

タイトル「SOELM001」は、大沢と杉山のふたりの名前に由来。キュレーション型Eコマースサイト「MyGOD」限定で6月23日より販売がスタートしている。なお、購入者には、専用のスペシャルケースに入れて、大沢伸一とヒロ杉山のふたりが、直接届けるとのことだ。※関東近郊限定の予定。

「デジタル処理できる作品の価値が曖昧な時代になってきてます。そこで、違う価値を提供して、所有してもらう喜びを再定義できるような取り組みを考えました」(大沢伸一)

「抽象的な、アブストラクトな作品を作りたいと思いました。時間を表すようなモチーフがループして動いています」(ヒロ杉山)

絵画のようなインテリアにもなる1点モノのデジタルアート作品は、ゆっくりと予測不可能に変化を続ける、だまし絵的なグラフィック映像とアンビエントな音楽が、エッチング処理されたサイン付デジタルデバイスに収められている。

■CDもDVDもBlu-rayもすべて「コピー商品」
私たちが普段、手にしているCDもDVDもBlu-rayもアナログも、ましてや配信音源なども、すべてが「コピー商品」であるという、衝撃的かつあたりまえの事実に驚愕する映像&音楽ファンは、少なくないはず。

映像や音楽の価値にあらためてスポットが当てられている今、「SOELM001」は、100万円という価格以上の存在感をもって、私たちに何かを訴えかけようとしている。

「SOELM001」の詳細はこちら

http://www.mygod.jp/products/detail.php?knowledge_id=188&curator_id=80

ENLIGHTNMENT OFFICIAL WEBSITE

http://elm-art.com/

大沢伸一 OFFICIAL WEBSITE

http://www.shinichi-osawa.com/

最終更新:6月27日(月)8時6分

M-ON!Press(エムオンプレス)