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久保倉(福大卒)五輪へ 陸上女子400障害

福島民報 6月27日(月)10時29分配信

 リオデジャネイロ五輪の最終代表選考を兼ねた陸上競技の日本選手権最終日は26日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、女子400メートル障害決勝で福島大卒の久保倉里美選手(34)=新潟アルビレックスRC=が56秒62で2年ぶり9度目の優勝を果たした。既に五輪参加標準記録を突破しており、この日の優勝で3度目の五輪出場が内定した。
 久保倉選手は中盤から加速し終盤に差を広げ完勝した。「もう少し記録を出したかった。五輪は過去二大会で準決勝に進んでおり、リオもそこで戦いたい」と意欲を示した。
 久保倉選手は北海道旭川市出身。旭川北高から福島大に入学。女子400メートル障害日本記録(55秒34)保持者。日本選手権は平成19年から8連覇した。北京、ロンドン五輪代表。

■3度目大舞台夢実現に挑む

 久保倉選手は昨年6位の悔しさを胸に、1年間培った力をリオ五輪出場が懸かった大一番で発揮した。
 「いろいろな人にお世話になった」。これまでの道のりをかみしめる。平成13年に福島大に入学し、川本和久監督(58)=東邦銀行陸上部監督=の指導を受け成長。新潟県に移っても東邦銀行や福島大の合宿などに参加し上を目指してきた。
 30代になり毎年、体調の変化に練習を合わせる難しさを語ってきた一方、ベテランでも世界と戦える姿を見せたい強い思いがある。「リオ五輪には自分の夢と、いろいろな人の夢が入っている。恩返しがしたい。みんなの力を乗せて勝負する」。自分の可能性を信じ3度目の大舞台に挑む。

福島民報社

最終更新:6月27日(月)12時31分

福島民報