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野菜、サンドイッチ、すし、肉料理・・・ ケーキに 予想外の食味 SNSで話題

日本農業新聞 6/27(月) 13:40配信

 野菜やサンドイッチ、すしなどをケーキにして、楽しむ動きが広がっている。背景にあるのは、ホームパーティーなど、大勢で集まって食事を楽しむ“パーティーピープル(パリピ)”と呼ばれる人の増加だ。写真映えする見た目と予想外の食味とのギャップが、インターネット交流サイト(SNS)で話題になることも。飲食店などは、店のPRにつながると、変わり種の商品を相次いで投入する。

 「お待たせいたしました」。店員が運んできたのは一見、ただのチーズケーキ。だが、口に入れると、驚きが広がる。焦げたしょうゆの香ばしい香りと、シャキシャキした歯応え――。

 東京都調布市などで7店舗を展開するレストラン「カムラッド」が6月から季節限定で販売する、焼きトウモロコシが主役の総菜ケーキ(432円)だ。他にも、きんぴらゴボウやきのこのバルサミコソテーなど、ケーキとは合いそうもない料理がケーキに化ける。

 「味のインパクトが楽しさにつながる」とオーナーシェフの林卓さん(38)。通常のケーキと比べて3割ほどカロリーが低いことも人気を後押しする。カフェ形式の店舗は、休日の女子会を楽しむ女性客で埋まる。注文客の多くがカメラを構え、感動、驚きをSNSにアップする。

 同店のケーキは、カットでの販売が基本だが、誕生日用などにホールで注文する客も増えているという。「パーティーは普通じゃないケーキで驚かせたい。そういった意外性や楽しみを、総菜ケーキに期待しているのでは」と林さんはみる。

 サンドイッチも、ケーキ風が登場する。日本サンドイッチ協会(東京都港区)が提唱する「ケーキイッチ」では、直径18センチほどの円形や、24センチ×12センチの長方形など、大きく作ったサンドイッチを切り分けずに、クリームチーズで飾り付ける。元来は北欧由来のもてなし料理で、ハムやスモークサーモン、小エビなど使った甘くないものが主流。同協会は「手間は掛かるが、見た目の華やかさと、切り分けた時の驚きはもてなし料理にぴったり」と、作り手と食べ手が共に楽しめると説明する。

 2015年11月から「ケーキイッチ」の料理教室を7回開いた。都内や名古屋市、神戸市などで、受講者は計100人を超える。

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最終更新:6/27(月) 13:40

日本農業新聞

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