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<話題>アフリカで「黄熱病」が流行の気配、媒介する「蚊」から守る

モーニングスター 6月27日(月)9時0分配信

 アフリカ南部のコンゴで黄熱病が流行し、WHO(世界保健機関)によると同国厚生省は20日、首都のキンシャサを含む3つの地域に流行宣言を出した。ロイター通信によると、67人の感染が確認されたほか、1000人が感染の疑いで監視下に置かれているとしている。隣国のアンゴラでも首都のルアンダを中心に大流行しており、周辺地域への拡散が警戒される。

 黄熱病は、ジカ熱やデング熱などと同様に蚊(主にネッタイシマカ)が媒介する感染症で、り患すると発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が出る。早期に適切な支持療法を行えば、生存率は向上するという。黄熱病に特異的な抗ウイルス薬はなく、脱水、肝不全や腎不全、発熱に対して特定の治療を行うことで症状が改善されている。細菌感染があれば、抗生物質による治療も行われている。

 厚生労働省検疫所によると、黄熱病に感染する危険のある国としてアフリカでは、コンゴやアンゴラのほか、ウガンダ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボンなど多くの国が、南アメリカでもアルゼンチン、コロンビア、ブラジル、ペルーなどの国が挙げられている。

 今夏にリオデジャネイロでの夏季オリンピックが開催されるブラジルも対象国に含まれている。ワクチンが開発されていることから渡航には、予防接種が推奨されている。同所では予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要とている。また、長袖・長ズボンを着用するほか、虫よけスプレーや防虫ローションなどをこまめに使用することを勧めている。

 関連銘柄として、虫よけ剤を販売するアース製薬 <4985> 、フマキラー <4998> 、蚊を寄せ付けない二酸化塩素ガス溶存液の特許を持つ大幸薬品 <4574> など。防虫剤処理蚊帳を販売する住友化学 <4005> 、防蚊加工のビットレッチ防虫繊維衣料扱うティムコ <7501> 、蚊が寄りつきにくい成分を入れたパジャマのグンゼ <3002> など。

(モーニングスター 6月24日配信記事)

最終更新:6月27日(月)9時0分

モーニングスター

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アース製薬4985
4760円、前日比-5円 - 9月30日 9時21分

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フマキラー4998
650円、前日比+18円 - 9月30日 9時19分

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大幸薬品4574
1637円、前日比-1円 - 9月30日 9時4分