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リオ五輪、部活の仲間4人で切符 「いつもの雰囲気で楽しめる」

福井新聞ONLINE 6月27日(月)8時42分配信

 五輪の舞台で、福井県勢の底力をみせつける―。フェンシングのリオデジャネイロ五輪代表で武生商高出身の4選手が25日、福井新聞社を訪れ、「本番が楽しみで仕方がない」と高ぶる胸の内を語った。それぞれの試合日に心身の状態がピークになるように調整は順調。地元福井で強く感じた大勢の応援を力に、大舞台での飛躍を誓った。

 佐藤希望選手(29)=大垣共立銀行、見延和靖選手(28)=ネクサス、徳南堅太選手(28)=デロイトトーマツコンサルティング、青木千佳選手(26)=ネクサス=は、同じ時期、同じ体育館で練習した仲間。“チーム福井”の4人の力を合わせれば「100%の実力を出せると思う」と力強く決意を述べた。

■4人一緒「楽しめる」 高校の練習原動力

 フェンシングのリオデジャネイロ五輪代表の県勢4選手は、同じ武生商高出身。「あの体育館で一緒に練習していたメンバーで一緒に五輪に行けるとは思わなかった」。世界が注目する大舞台。4人一緒なら「いつもの雰囲気で楽しんで試合ができる」と不安はない。

 厳しい五輪レースを勝ち抜いた4人の原動力は、高校時代にやり抜いた「自分で考え行動する」練習。

 佐藤希望は「初対戦の選手の癖をよむなど、頭を使う部分が鍛えられた」と振り返る。ママとして挑む2度目の五輪はまず1勝し勢いに乗りたい。「(遠征などで)普段、子どもにさみしい思いをさせているので、負ける姿をみせたくない」

 見延和靖は「チャレンジするにしても土台をしっかりし、段階を踏んでいかないといけないと(恩師の)諸江(克昭)先生から学んだ」と話す。ロンドン五輪に挑戦する権利さえ与えられなかった4年前。そこからはい上がり、段階を踏んで力をつけW杯、全日本選手権で優勝。自信を手に入れ、五輪で「イメージ通り、100パーセントの力を出せると思う」と断言した。

 「高校2年の秋から主将を任され、みんなのことを考え行動するようになり視野が広くなった」というのは徳南堅太。超攻撃的なスタイル同様「五輪は人生を変えられる最大のチャンス。そのためにはメダルを獲得するのが目標」と強気に話す。

 青木千佳は「人と同じことをしていてもダメだと先生に教えられた」。身長158センチ。国内でも小柄な自分の持ち味はスピードだと気づき磨きをかけた。「(五輪は)負けたら終わりの一発勝負。出だしが大事」。当日を想定した練習にも取り組み、あとは対戦相手が決まるのを待つだけ。気持ちは高まってきている。

福井新聞社

最終更新:6月27日(月)8時42分

福井新聞ONLINE