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新日鉄住金、国内向け炭素鋼鋼管値上げ。7月生産分から5~10%

鉄鋼新聞 6/27(月) 6:00配信

 新日鉄住金は溶接鋼管、継目無(シームレス)鋼管など国内向け炭素鋼鋼管全品種について、7月製造分から現行価格の5~10%程度値上げを実施する。すでに需要家への申し入れを開始。原料コスト上昇分等を販売価格に転嫁して安定供給体制の維持、採算改善を図る。

 対象はSGP(配管用炭素鋼鋼管)、STPG(圧力配管用炭素鋼鋼管)、STK(一般構造用炭素鋼鋼管)、STPY(配管用アーク溶接炭素鋼鋼管)、STMM(機械構造用炭素鋼鋼管)などの全品種。鉄鉱石や原料炭などの原料コスト上昇により製造コストアップは不可避と判断。自助努力によるコスト削減を最大限進めていく一方で、物件やプロジェクト向け等を含めて相当程度下落した価格の早期是正を図る。
 具体的な値上げ幅については、需要家ごとに検討の上、決定する。
 国内の鋼管需要は、足元は季節要因・端境期などの影響により低水準で推移している。ただ今後は首都圏を中心とした再開発需要や東京オリンピック関連の大型物件、プラントの定修案件などが徐々に動き始める見通し。本格的な需要回復時の安定供給体制を維持するためにも、速やかな販価の是正、採算改善を目指していく。

最終更新:6/27(月) 6:00

鉄鋼新聞