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理研、“ゴムの木”ゲノム解読。品種改良に応用

ニュースイッチ 6月27日(月)8時3分配信

 理化学研究所環境資源科学研究センター合成ゲノミクス研究グループの松井南グループディレクターらは、タイヤなどに使う天然ゴムの資源となる樹木「パラゴムノキ」の全遺伝情報(ゲノム)の概要(ドラフトゲノム)を解読した。ドラフトゲノム配列は全長15億5000万塩基対で、配列上に遺伝子が約8万4000個あると予測。遺伝子情報全体の93・7%以上を網羅できたとみている。

 ゲノム解読で同樹木の品種改良の効率が上がり、天然ゴムの生産性や機能向上につながることが期待される。同樹木は栽培量の9割が東南アジアの熱帯地域に集中している。樹皮を傷付けた際に分泌する乳白色の液体「ラテックス」が天然ゴムの原料となる。

 解析により、葉や茎に比べてラテックスは天然ゴム関係の遺伝子が100倍以上発現していることが分かったという。

最終更新:6月27日(月)8時3分

ニュースイッチ