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山崎金属産業、自動車部材の受注増目指し営業強化

鉄鋼新聞 6月27日(月)6時0分配信

 非鉄金属流通大手の山崎金属産業(本社・東京都千代田区岩本町、社長・山崎洋一郎氏)は17年3月期決算で売上高340億円、経常利益2億7千万円を目指す。LNG輸送船用アルミ厚板加工がフル稼働を継続するほか、海外拠点の基盤強化に取り組む。さらに国内外で自動車部材の受注増を目指して営業を強化していく。

 今期計画は売上高339億600万円(前期比3・8%増)、経常利益2億7100万円(同27・2%増)。福井工場、群馬工場で手掛けているLNG船向けのアルミ板材加工が引き続き好調に推移する見通しにあるほか、子会社化した埼玉伸管工業の業績寄与などを受けて増収となる見込み。
 利益面では国内工場で原価償却負担が増加するほか、上海拠点が伸び悩むと予測。一方でタイ拠点の黒字化めどをはじめとして、大連や広州の増益が見込まれていることで全体としては増益を見込む。
 16年3月期連結業績は売上高326億6700千万円(同19・7%増)、経常利益2億1300万円(同36・3%減)、純利益1億1500万円(同40・5%減)だった。国内のLNG船用加工が大幅に増加したほか、埼玉伸管工業の業績が半期分上積みされたことで、原料地金価格が低下局面にあった中でも増収を維持した。
 その一方で利益面ではLNG輸送船関連の増益効果はあったものの、受注が伸び悩んだ山崎情報産業、設備償却負担が大きいヤマキンタイランド、鉄道部材の受注減を受けた山金有色金属(大連)などが振るわず減益だった。8社合計の取り扱い数量(アルミ・銅合計)は同29・7%増の7万4409トンだった。

最終更新:6月27日(月)6時0分

鉄鋼新聞