ここから本文です

成層圏目指すグライダー、気流に乗って前人未踏の上空へ

AFPBB News 6月27日(月)13時40分配信

【6月27日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ミンデン(Minden)で5月7日、動力を使用しないグライダー「パーラン2(Perlan 2)」の試験飛行が行われた。成層圏に達し高度の新記録を樹立することを目指すパーランプロジェクトは、ボランティアによって進められているが、航空機メーカー「エアバス(Airbus)」が資金を提供している。この試験飛行では、同社の最高経営責任者(CEO)が副操縦士として搭乗した。

 パーランプロジェクトは、アンデス山脈(Andes)の上空にできる大規模な気流の渦を利用することで高度2万7400メートル到達を目指しており、達成すれば現在の記録のおよそ2倍の高さとなる。

 試験飛行は、タホ湖(Lake Tahoe)リゾートからすぐ東に位置する山岳地帯で最近数か月にわたって行われている。グライダーの飛行性能の他、乗組員が希薄な空気や厳しい寒さといった火星と似た条件に耐えることができるかを見るのが目的だ。

 この野心的なプロジェクトを支援しているエアバスは、グライダーをさまざまな速度や高度で飛行させ、圧力や振動などを調べている。(c)AFPBB News

※2016年5月に取材されたものです。

最終更新:6月27日(月)14時5分

AFPBB News