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【高校野球】ドラ1競合必至? 横浜高のエース右腕・藤平尚真は何がスゴイのか

Full-Count 6月27日(月)11時0分配信

最速152キロを誇る右腕、ボールはどれも一級品

 高校野球沖縄大会が開幕。抽選会も各地で進み、いよいよ本格的なシーズンが到来する。注目選手の名前もあがる中、横浜(神奈川)の右腕・藤平尚真に対してのプロのスカウトの評価は高く、ドラフト1位候補に挙げる球団も出てきた。この右腕の魅力は一体、どこにあるのだろうか。

 何といっても、一番の魅力はストレート。最速は152キロを投げる。ただ速いだけなく、スタミナも十分。常時140キロ後半を計測し、終盤の勝負所で150キロを投げる試合も見られた。本人も、速いだけはいけないとスライダーの制球も磨き、左打者へのひざ元に鋭く入ってくる。力を入れたときのストレートが高めに抜けることも多いが、どれをとってもボールは一級品だ。

 186センチ、85キロという恵まれた体格も魅力。昨年からこの夏にかけて体重は10キロ増え、下半身の安定感が増した。元々、下半身の強さには定評があった。千葉市シニア時代ですでに最速141キロをマーク。中学時代、陸上をやっており、走り高跳びでジュニアオリンピックで優勝を果たすほどの脚力の持ち主。しっかりとした土台に冬場の走り込みで、強靭なものを作り上げた。

ライバルと指揮官も重要な存在、3年ぶり甲子園へ「チームを勝たせる投球を」

 下半身主導で投げられるため、地面から、しっかりとパワーをためることができる。また、肩周りの筋肉、可動域も非凡なものを持つ。腕のしなりが使えるため、上腕の力もボールに伝えることができる。速い球速を持続できる体を作り上げた。体の強さは打撃にも生かされ、右打者としてもパンチ力のあるバッティングができる。

 良きライバルにも恵まれた。プロも注目する右腕だが、春季大会は背番号10。エースナンバーは左腕で打撃能力も高い石川達也がつけていた。藤平は春季関東大会で精彩を欠いた試合もあったが、登板を直訴してリベンジ投球を果たすなど気迫のこもった投球を見せ、背番号1を勝ち取った。

 神奈川は一昨年、昨年と東海大相模が夏を優勝。昨年は甲子園で優勝を飾った。横浜高は昨夏で名将・渡辺元智監督が勇退。部長だった平田徹新監督が初めて夏の采配をする。藤平を厳しく、時には優しく、1年生の時から指導してきた。藤平の成長に平田監督の存在は切っても切り離せない。藤平が求める投手像はスピードよりも「チームを勝たせる投球をすること」だという。3年ぶりの甲子園出場をエース右腕が引き寄せる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:6月27日(月)11時19分

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