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[コパ・アメリカ]10人対10人のファイナル、0-0からPK戦制したチリが2連覇!PK失敗のメッシは呆然…

ゲキサカ 6月27日(月)12時0分配信

[6.26 コパ・アメリカ決勝 アルゼンチン0-0(PK2-4)チリ ニュージャージー]

 コパ・アメリカの決勝が26日、アメリカ・ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われた。前回大会決勝の再現となった一戦でアルゼンチン代表とチリ代表が激突。互いに前半のうちに退場者を出し、10人対10人になると90分で決着はつかず。迎えた延長戦でも得点は生まれずにPK戦へ突入。チリが0-0(PK4-2)で勝利し、初優勝した前回大会に続く2連覇を達成した。

 両者は前回大会決勝では、0-0からのPK戦の末、PK4-1でチリが勝利し、母国開催の大会で悲願の初優勝。今大会のグループリーグの初戦でも顔を合わせており、FWリオネル・メッシを温存したアルゼンチンが2-1で勝利している。

 迎えた決勝。アルゼンチンでは、今月10日に行われたグループリーグ第2節・パナマ戦で負傷していたMFアンヘル・ディ・マリアが先発復帰。チリでは出場停止明けのMFアルトゥーロ・ビダルが先発に戻ってきた。

 ファーストシュートはアルゼンチン。開始16秒、MFエベル・バネガのミドルシュートはポスト左へ外れる。同21分には相手のバックパスからDFガリー・メデルがこぼしたボールをFWゴンサロ・イグアインがかっさらう。GKとの1対1からシュートを放つが枠を外れた。決定機をものにはできない。

 すると、この後に試合は荒れ始める。前半28分にチリのMFマルセロ・ディアスが2枚目の警告を受けて退場。ディアスは前半16分にドリブル突破に来たFWリオネル・メッシの膝付近へ足を出したプレーで警告を受けていたが、再び突破に来たメッシをファウルで止めて、退場処分となってしまった。チリは数的不利に追い込まれる。

 前半37分にはDFホセ・ペドロ・フエンサリダとバネガの競り合いから、小競り合いに発展したMFハビエル・マスチェラーノとビダルの双方に警告が提示された。

 落ち着かない時間が続くと、前半43分には今度はアルゼンチンに退場者。真後ろからビダルを刈ったDFマルコス・ロホが一発退場。10人対10人になり、前半を0-0で折り返した。コパ・アメリカ決勝において、前半だけで2人の退場者が出るのは1987年大会(ウルグアイvsチリ)以来のことになった。

 互いに交代なく後半はスタート。メッシの突破をチリが3人がかりで止めにかかるなど、激しい攻防が続く。後半12分にはアルゼンチンが先に交代カードを切る。負傷明けのディ・マリアに代わり、MFマティアス・クラネビッテルを送った。同25分にはイグアインに代えて、FWセルヒオ・アグエロを投入する。対するチリは後半35分に最初の交代。フエンサリダをFWエドソン・プッチに代えた。

 後半39分には中央からのカウンターでアルゼンチンが決定機。スルーパスに抜け出たアグエロがPA右から右足シュートを放つが枠を外れる。同アディショナルタイム1分にはカウンターからメッシが駆け上がる。PA左からシュートを狙うもクロスバー上へ逸れた。90分間で決着はつかずに15分ハーフの延長戦へ突入した。

 延長前半9分にはチリがチャンスを迎える。しかしFWエドゥアルド・バルガスのヘディングシュートはGKセルヒオ・ロメロに阻まれた。直後の同10分にはアルゼンチンの左サイドFKからアグエロがヘディングシュート。枠を捉えたもののGKクラウディオ・ブラーボの右手一本に弾かれた。同14分にチリは2枚目の交代。痛めていたFWアレクシス・サンチェスに代えて、MFフランシスコ・シルバを送った。0-0で延長前半を終える。

 延長後半に入ってスコアは動かない。延長後半9分には縦へ仕掛けたメッシが倒され、PA手前正面でFKを獲得。左足で狙ったが壁に当たる。互いにゴールは生まれない。0-0で延長戦を終え、PK戦を迎えた。

 互いに1人目が失敗。先攻のチリはビダルのシュートがGKロメロに止められ、続くアルゼンチンはメッシがポスト右へ外す。2、3人目は双方が決める。アルゼンチンはマスチェラーノとアグエロが仕事を果たした。4人目のチリは決めたが、アルゼンチンはMFルーカス・ビリアのシュートがブラーボに止められる。決めれば勝利の先攻・チリの5人目、シルバがゴール左へしっかりと決め、この瞬間にチリの連覇が決まった。

 互いに退場者を出した一戦は、チリが0-0(PK4-2)でアルゼンチンを下し、2連覇。アルゼンチンは2大会連続でPK戦に泣いての準優勝。PKを失敗したメッシは呆然とした様子でベンチへ座り込み、歓喜のチリを見つめていた。

最終更新:8月26日(金)15時54分

ゲキサカ

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