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娯楽施設火災から1年 被害者ら、遊園地などの全面的検査を訴え/台湾

中央社フォーカス台湾 6月28日(火)11時25分配信

(台北 28日 中央社)死者15人、負傷者484人を出した複合レジャー施設「八仙水上楽園」(新北市)の火災事故から、27日で丸1年を迎えた。被害者やその家族らは同日、立法院(国会)前で記者会見を開き、交通部観光局に対し、台湾にある全ての娯楽施設の安全性を全面的に検査するよう求めた。

火災はカラーパウダーを使用したイベントの開催中、大量にまかれた粉末への引火が原因で発生。参加者の多くは若者だった。

会見を行ったのは「台湾627八仙塵爆公安事件受害者保護協会」の呉声ブン理事長や被害者ら数十人。呉理事長は同様の悲劇の発生を防止し、レジャースポットの安全性を守るよう立法院に切望した。

またこの日、最高裁は八仙楽園の財産のうち、新たに2600万台湾元(約8100万円)を仮差押えすることを認めた。これまでに6億7600万元(約21億円)の仮差押えが確定しており、合計金額は7億200万元(約21億9000万円)となった。裁判官は事件の被害者数が多いため、医療費や賠償額が20億元(約62億円)以上になる可能性に言及。仮差押えの緊急性と必要性があると決定の理由を説明した。

前日の26日には被害者への励ましと当時大きな貢献をした医療スタッフなどへの感謝を目的にした音楽会が台北市内で開かれた。歌手のリン・ジュンジエ(林俊傑)は被害者のために製作した楽曲を弾き語りで披露したほか、リクエストに応えてやけど治療用の圧迫衣にサインをするなどし、被害者にエールを送った。

(蘇龍麒、游凱翔、鄭景ブン/編集:名切千絵)

最終更新:6月28日(火)11時25分

中央社フォーカス台湾

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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