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デル、女性起業家の成長を支援する世界の上位25都市を発表

BCN 6月28日(火)16時52分配信

 米デルは6月27日、ホワイトハウスで開催された「Global Entrepreneurship Summit 2016」で、すぐれた潜在能力をもつ女性起業家の成長を支援する都市の包容力を指標化した世界初の調査「2016 Women Entrepreneur Cities Index(WE Cities)」の調査結果として、上位25都市を発表した。同調査では、国の法律や慣習に加え地域の政策や制度の影響を示すため、国ではなく都市を対象にしている。

 今回発表したWE Citiesは、過去4年間におよぶすぐれた潜在能力をもつ女性起業家に関する調査をもとに、都市の特性を示すカテゴリとして資本、テクノロジ、人材、文化、市場の五つを用い、運営環境と実現環境の二つのグループに分けた。総合評価は70の指標からなり、そのうち44の指標は性別にもとづくものとなっている。個々の指標は関連性、基本データの質、指標のユニーク性、性別の四つを基準としている。

 総合ランキング第1位となったニューヨーク市は、運営環境で第1位、実現環境では第5位だった。これはすぐれた潜在能力をもつ女性起業家を惹き付け、支援する能力が認められた結果だという。同市は、市場と資本のカテゴリでは第1位、文化では第2位、そして人材では第4位を獲得している。また、市場へのアクセスを実現する政策で第1位、女性起業家が設立した起業への資金提供の頻度と金額のカテゴリでは第2位を獲得した。

 サンフランシスコ・ベイエリア(サンフランシスコとサンノゼの大都市圏)は、総合ランキングと運営環境で第2位、実現環境では第6位だった。人材では第1位、資本と市場では第2位、市場へのアクセスと女性が創業・経営している企業への資金提供の頻度と金額では第1位となった。

 ロンドンは総合ランキングでは第3位となり、市場へのアクセスでは第2位、運営環境と資本では第3位だった。ストックホルムとシンガポールは、総合ランキングで同列の第5位となった。ストックホルムは実現環境、テクノロジーでは第1位、文化では第9位だった。シンガポールは、人材、文化、そしてテクノロジーで、第3位を獲得した。

 なお、デルでは、企業の成長に必要な適切なリソースを提供できない都市や経済圏の起業家を支援するため、1776と提携し、国際的なスタートアップ企業向けのプラットフォーム「Union」を立ち上げた。Unionは、スタートアップ企業が世界に広がるネットワークのプラットフォームを介してアクセスでき、起業時から成長期に至るすべてのアイデアを実現するために必要な人々、リソース、教育を得られるよう起業家を支援する。

最終更新:6月28日(火)16時52分

BCN