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日本統治時代建設の宿舎群、文化部の補助金で修復・活性化へ/台湾・台東

中央社フォーカス台湾 6/28(火) 19:02配信

(台東 28日 中央社)日本統治時代に高級官僚の宿舎として東部・台東市内に建設された建築群が、文化部の補助金1億8000万台湾元(約5億6700万円)を受け、修復される。同部の楊子葆政務次長は、現地での解説やインターネット、仮想現実(VR)技術などを通じて修復の過程を公開し、見物客や後代の人々に古い建築物の歴史と修復の様子を理解してもらえるようにできればと期待を示した。

宿舎群はほぼ当時のままの状態で残されている数少ない日本式建築群の一つ。2007年には「台東市民権里日式建築宿舎群」として、台東県の歴史建築に登録されている。建物は長年にわたって手入れがなされていなかったために荒廃していたが、県政府が積極的に修復を進め、今年3月には1棟目の修復を完了させていた。

台東市で生まれ育った劉櫂豪立法委員(国会議員)は宿舎群全体の活性化と再利用には大量の経費と人力を投入する必要があるとして文化部に働きかけ、補助金を勝ち取った。補助金は台湾各地の文化資産を保護するプロジェクトの予算などから拠出される。

劉議員の招きで26日に現地を訪れた楊氏は、文化部が重点的に進めている歴史再生政策に触れた上で、同政策を積極的に実行に移し、かつその能力がある地方政府はなかなかないとし、全力で支援することを約束した。

(盧太城/編集:名切千絵)

最終更新:6/28(火) 19:02

中央社フォーカス台湾

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