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【英国】オズボーン財務相「英経済は強固」:金融市場の鎮静化に躍起

NNA 6月28日(火)9時0分配信

 オズボーン財務相は27日に記者会見を開き、「英国の欧州連合(EU)離脱が決まったことで金融市場ではさらなる不安定化が見込まれるものの、英国経済は強固であり今後直面する困難に立ち向かうことができる」との見方を示した。この会見は、混乱する金融市場を鎮静化させる狙いがあった。
 同財務相は、国民投票の結果に対処するための緊急時対応策を用意していたとして、既に英中銀イングランド銀行のカーニー総裁と協議し、金融市場の衝撃を和らげるために欧州各国の財務相や国際通貨基金(IMF)、各国中央銀行、米財務省などと協力していることを明らかにした。また、緊急予算の策定を直ちに行うことはないとの考えも示した。同財務相は投票前のキャンペーン中に、EU離脱が決まれば増税や一段の緊縮策を盛り込んだ緊急予算が必要になると指摘していた。
 一方、離脱派のキャンペーンを率いて次期首相の有力候補とされるジョンソン前ロンドン市長は、27日付デイリー・テレグラフに寄稿し、EUを離脱してもEU単一市場へのアクセスは引き続き確保できるとの見解を示した。同氏は、自由貿易に基づくEUとの関係を強化するとともにEU外の成長市場との自由貿易協定を結べると指摘し、EU離脱後のマイナスの影響は誇張されていると主張した。
 また離脱に投じた人々は、移民問題よりも主権の問題が理由だったとの見方を示し、英国に在住するEU市民の権利とEU各国に在住する英国人の権利は今後も保護され、英国人は引き続きEU内での旅行、労働、居住ができると説明している。さらに同氏は、英中銀のカーニー総裁の仕事ぶりも称賛した。同総裁はEU離脱のリスクを表明したことから離脱派の反発を招き、一部議員から辞任を迫られていた。 
 
 ■9月2日までに次期党首選出か
 
 キャメロン首相はEU離脱が決まった直後、10月の党大会までは首相にとどまる考えを示した。だが保守党の政策調査会「1922年委員会」は27日、遅くとも9月2日までに次期党首を選出すべきとの勧告を出した。

最終更新:6月28日(火)9時0分

NNA

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。