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福井県鯖江市とヤフーが協定締結 ヤフオク!内に専用サイト

福井新聞ONLINE 6月28日(火)8時37分配信

 福井県鯖江市とNPO法人エコプラザさばえは27日、インターネットのオークションサイト「ヤフオク!」を運営するヤフーとリユース(再利用)に関する協定を結び、ヤフオク!内に市民が提供した不用品を取り扱う専用サイト「サバオク」を特設すると発表した。市民の不用品再利用でヤフーと協定締結した自治体は全国で初めて。収益は市の環境教育に活用する方針で、循環型社会の構築を目指し市民の再利用意識向上につなげる。

 「サバオク」は、9月6日から10月14日まで設ける。市と同NPOが7月中旬から8月下旬まで、市民や地元企業から不用品を無償提供してもらう。状態調査や写真撮影を行い、扱えそうな品をサバオクで販売する。取扱品は日用品全般を想定し、収益は同NPOが行う環境教育活動に充てる。

 ヤフオク!には公有財産を売却する「官公庁オークション」はあるが、市民の不用品再利用を目的とする自治体との協定は初めて。鯖江市がオープンデータや「鯖江市役所JK課」など先駆的な取り組みで知られることから、全国初の締結になった。

 ヤフーは特設サイトの構築費を負担。同NPOが開く市民向けの再利用啓発の環境講座に講師を紹介するなどの協力をする。

 鯖江市はリユースをごみ減量につなげたいとする。第5次市総合計画では、1日1人当たりのごみ排出量を2010年度の1000グラムから16年度末までに900グラム以下に抑える目標を掲げる。15年度末は955グラムとなっている。

 市役所での会見には牧野百男市長、同NPOの井上哲夫理事長、同社ヤフオク!カンパニーの一条裕仁ユニットマネジャーらが出席。牧野市長は「ネット業界のトップランナーとの協定はありがたい。市民の環境への関心の高まりを期待したい」と述べた。一条マネジャーは「環境、経済に優しいリユースを通じて地域活性化につながれば」と期待を込めた。

福井新聞社

最終更新:6月28日(火)8時37分

福井新聞ONLINE