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交渉加速を確認 英EU離脱 貿易拡大が重要 日中韓FTA首席会合

日本農業新聞 6月28日(火)12時1分配信

 日中韓3カ国は27日、自由貿易協定(FTA)交渉の第10回首席代表会合をソウルで開いた。英国による欧州連合(EU)離脱で、世界経済の先行きが不透明感を増す中、FTA交渉の加速による貿易拡大が重要との考えを確認した。会合は28日まで。農産物など関税交渉の枠組み合意に向け、各国の主張の隔たりが埋まるかが焦点となる。

 初日の会合では、韓国の首席代表が冒頭、英国のEU離脱が決まり世界経済が不安定化しているため、日中韓FTAの交渉加速による経済活性化が重要だと指摘した。日本からは、片上慶一外務審議官が首席代表として出席し交渉前進を目指す考えを示した。

 一方、日本と中国などとの間では貿易自由化水準を巡り溝がある。交渉開始から3年以上たつが、関税交渉はまだ入り口の段階だ。日中韓3カ国は、昨年11月の首脳会談でFTA交渉を加速させることで一致したが、これまで大きな進展は見られていない。

 農産物など個別の関税交渉に入れば、重要品目を関税撤廃の例外とできるかが焦点になる。日中韓3カ国は、交渉開始前に各国の重要品目に配慮することを確認している。

 中国からは鶏肉調製品やサトイモなど冷凍野菜などの輸入が多く、韓国からはアルコール飲料や甘味料など加糖調製品の輸入が多い。

日本農業新聞

最終更新:6月28日(火)12時1分

日本農業新聞

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